テラーノベル
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今回から❤️ちゃんが出てきます😌
🩷💛以外はうけつけないよ〜🥲という方は🔙お願いいたします🙇🏻♀️
ではどうぞ↓
💛side
当てもなく飛び出した寒空の下。
明日のスケジュールを見ながらとぼとぼと一人で歩く。
明日は個人スケジュール何件かと信号機での撮影だけだった。勇斗と一緒じゃなくてよかった。
いつもより帽子を目深くかぶって、一人俯く。
街灯に照らされて揺れる影はひとりぼっち。
いっそのこと一人でこの状況を楽しんでしまおうか。
なんて考えてしまったり。
前行ってオリジナルブレンドが美味しかった夜カフェ、気になってた映画のレイトショー、いつだかもらったクーポンを使うためにカラオケだっていい。
___いや、やめておこう。
全部の思い出に勇斗の姿があったから。
そんなの自分で突き放したくせに馬鹿みたいだ。
ふらふらと行く当てもなくて、連絡する相手もない。
でも、いまこのまま一人でいるのも、この寒空に耐えられる気もしなくて、気づくと事務所にいた。
ビジョンに映る笑顔のM!LKを見て、なんとも言えない気持ちになった。
💛『はあ、なにしてんだろ。』
ポツリと誰にも気づかれないほどの独り言。
?「__あれ?仁ちゃん??」
聞き馴染みのある声に振り向くと、仕事終わりの舜太だった。
💛『あ、お疲れ。今終わり?』
❤️「せやねん!仁ちゃんは?勇ちゃんと一緒やなかったっけ?」
にこにこと悪気なく傷を抉られる。
💛『ん、まあちょっとね。』
思わず目を逸らすと、何か察してくれたのか落ち着いたトーンで
❤️「なんかあったん?仁ちゃんがよかったら話聞くで?」
そう優しく微笑んだ。
❤️「どっかご飯行くのもいいし、。でも、そういう感じの話とちゃうかな?」
そう言って俯く俺の帽子を少しずらして目を合わせてくる。
❤️「てかニット帽、被ってくれてるんやね。嬉しいわ笑」
💛『うん、ありがと。笑
んー、きいてもらおうかな。』
❤️「お!ええで!どうする?俺んちくるでもええし、なんかご飯屋さん探そか?」
ようやく口を開いた俺に気を使ってくれているのか、そういってただ微笑んだ。
💛『舜太んちでもいい?ちょっとあんまりいい話でもないからさ。』
❤️side
仕事終わり一回事務所に寄らなくては行けなくて、正直めんどくさいなーなんて思っていた。
事務所内に立ち尽くす、見覚えのあるシルエット。
❤️「あれ?仁ちゃん??」
そう声をかけると振り向く君は、あまりにも寂しそうな顔をしている。放っておけなかった。
神様が会うことを予期してたんとちゃうかな?
仁ちゃんは俺があげたニット帽をかぶっていた。似合っててなんだか嬉しかった。
❤️「俺一旦マネさんとこ行ってくるから、ちょっと待っててくれへん?」
そういうとこくりと頷いてソファーにかけた。
一人でエレベーターに乗った時、ガラスに映る自分はなんだか浮ついているように見えた。
なにはしゃいでんねん。仁ちゃんがあんなに悲しそうな顔してんねんから、あかんやろ。
そんなツッコミをして自分の蓋をしていた気持ちに気づかないフリをした。
あかんよ、舜太。仁ちゃんには勇ちゃんがおんねん。俺が入る隙間はない。
マネさんと軽く話をして、新しい仕事の打診など諸々を済ませて仁ちゃんの元に急いだ。
❤️「ごめん!おまたせ!」
💛『いや全然。タクシー呼んどいたわ。行こっか。』
そう言って立ち上がった。
❤️「え!ほんまに!ありがとうな!」
かっこええなほんまに。
❤️宅
❤️side
❤️「ごめんなーちょっと散らかってんねん笑」
💛『いやいや、全然よ。勇斗…はもっと酷いから笑』
❤️「えー!ほんまに?!笑
てか、お腹すかへん?仁ちゃんなんか作ってや!笑」
無理して笑うその顔は見てられなくて、いつもより明るく話しかけてみせると、つられて微笑んでくれる。
💛『仕方ねえなーキッチン借りるよー?』
❤️「やった!!俺も手伝うわな!」
❤️「いただきまーす!」💛『いただきます』
俺のリクエストで仁ちゃん特製パスタを作ってもらった。
手伝うなんて言ったけど、なんだかんだ仁ちゃんが全部作ってくれてしまった。
❤️「ん!うま!めっちゃうまいわ仁ちゃん!」
俺が一口目を食べるのをじっと見てきたので、身振り手振り使ってそう伝えるとくすりと笑って仁ちゃんも食べ始める。
💛『これ、勇斗もめっちゃ好きでさ…』
ぽつりとそう溢すと誤魔化すように、その言葉も飲み込むかのようにグッとお茶を飲んだ。
❤️「そっか、勇ちゃんは幸せ者やね。仁ちゃんと一緒にこんなに美味しいパスタが食べられるんやもん。」
そう俺がいうと、ぴたりと止まってしまう。
💛『んー、そうでもないんじゃないかな。最近あんまり一緒に食べれてないし。』
❤️「そっか忙しいもんなあ、勇ちゃんも仁ちゃんも。
俺も久しぶりに仁ちゃんとご飯食べれて嬉しいわ!」
どうにか笑顔でいてほしくて俯いた目線に入り込むと、またふわりと笑ってくれた。
なあ仁ちゃん。この笑顔は無理してるんかな。ほんとにちゃんと笑ってくれてるんかな。
💛side
❤️「ごちそうさまでした!美味しかった!」
💛『ん、それはよかった笑』
舜太はもりもりとうまいうまい言って食べてくれて作り甲斐がある。
昔勇斗に初めて作ってあげた時とそっくりな反応で嫌にも思い出してしまった。
💛『俺洗い物するわ。』そう立ち上がろうとすると、舜太に引き止められる。
❤️「ええよ、洗い物俺がするから。
それよりさ、嫌やなかったら仁ちゃんの話聞かせてくれん?」
優しく微笑まれてそのままソファーに掛け直した。
何から話すか、俺が勝手に逃げ出しただけだけど。
口篭る俺を見て
❤️「ゆっくりでええよ。仁ちゃんが話したいことを話してくれればいいんさ。」
そう言って頭をぽんぽんと撫でてくれる。
3歳も下のくせにあまりにも子供に接するみたいな対応にくすりと笑けてしまった。
💛『うん、えっと。ただ俺が気にしすぎなだけだと思うんだけど。』
うん、うんと相槌をうちながら背中をさすってくれる。
💛『んー、なんだろ、ずっとすれ違ってる気がして。前みたいに俺が甘えられなくなっちゃってさ。
この前さ、俺髪切ったときも気づいてくれなくて。今まではうるさいくらいだったから。
まあ、お互い忙しいから仕方ないんだけど、最近特にそっけなくて。』
💛『でも、今日も俺が勝手に怒って出てきただけなんだよね。
で、舜太がさっき助けてくれたって感じ。
ごめんね、迷惑かけて。』
そこまで話すと心は軽くなったのに、目元が熱くなってることに気づいた。
知らぬ間に伝った涙に、自身の中の勇斗の大きさに気付かされる。
❤️「そっか。大好きなんやね、勇ちゃんのこと。」
❤️「でも、勇ちゃんはええなあ。仁ちゃんに思って泣いてもらえるんやもんな。」
ぽんぽんと俺の背中を撫でながらそう話すとティッシュで涙を拭いてくれる。
目が合うと、優しい目で俺をじっと見つめた。
💛『ごめん、舜太__』
ぐっと腕を引かれ、舜太の胸に抱き寄せられる。
❤️「謝らんで、仁ちゃん。俺は仁ちゃんにそんな顔してほしくないんよ。ずっと笑顔でいて欲しいんさ。」
耳元でそう呟く。
❤️「なあ、俺はそんな悲しい思いさせへんよ?」
そう言って唇に触れる。触れるだけの優しいキス。
離れると舜太は眉を下げて笑った。
❤️「そんな寂しい顏せんで。嫌んなってまうわ。」
そう言ってあまりにも優しく切ない顔で俺の頬をなでた。
❤️「好きやで、仁ちゃん。」
2話いかがでしたでしょうか?
作者はバリバリ関東出身のため、西日本組の方言は動画とかブログとか見ながら書いてるので、変なところが多々あると思うのです🥲🙇🏻♀️(申し訳ないです泣)
また、1話いいね100↑ありがとうございます㊗️✨
いいねが本当に糧になってますので、ぜひこれからもよろしくお願いいたします🥰💖
あと2話程で完結予定です!
ではまた🍀
コメント
4件

新作も最高です‼️‼️ さのじんが1番大好きなはずなのにそのじんの新しい扉が開いてます😭❤️💛 ぺろさんの書く舜ちゃんと関西弁めちゃくちゃ好きです😍
