テラーノベル
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m 「ねぇ、ryokちゃん、」
m 「今、良いかな…?」
「ん?」
hrtがmtkをお出かけに誘ってから、数日後。
誘われた本人、mtkが神妙な面持ちで、僕に話しかけた。
m 「…hrtにクリスマスにお出かけ、誘われたんだけどさ、」
m 「どう、思う…?」
「どう思うって?」
m 「その、…」
m 「…実はさ、」
m 「hrtの事、好きでさ……」
mtkの言葉を聞いた瞬間、 愕然とした。
それと同時に、ツタが体に絡みつく。
「…そうなんだ」
m 「どういう気持ちで、行けばいいのかなっ
て、思って…」
…あーあ。
なんだ、2人とも両思いなんだ。
片思いであってほしい、と願ったのは無駄だったのかな?
どうせ、僕は…
_________。
「…どう思うもなにも、」
「好きな気持ちのまま、お出かけしたら?」
「せっかく誘われたんだから。」
僕のところにだけ、重力が増したのか
体……いや、心までも重苦しい。
何を思ったのか、mtkが不思議そうに、僕を見ている。
m 「…なんか、」
“傷ついてるように見える”
「っ、…」
図星だ。
でも、バレたくない
気づかれて、気を遣われるのも嫌だ
だから、mtkを置いてスタジオを出た。
言葉を次々と言って壁を作り、
壊される前に、逃げ出す
…なんで、そんな行動をとったのかは、分からない。
だけど、何処かしらに、『気づかれたくない』と思ってた気もする。
そんな他人事みたいに考えながら、タクシーに揺られていた。
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