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kintoki side
これは中学校が始まってすぐのこと。
勉強もある程度わかって、運動神経も普通。
まさにTHE・普通な中学生な感じで暮らしてた。
そんな俺にも友達がいて。
特に仲良くしてくれているのが、
シャークんと、きりやんだった。
sha『今日ゲーセン行かね!?』
kr『いいね〜!楽しそう!』
kn『俺2人にボッコボコにされる未来しか見えんわ』
sha『大丈夫。手を抜くから。』
kr『そっそ!安心して!』
まあ案の定結果は惨敗。
あの2人うますぎなんだよな〜。
そういう才能欲しい。
そして中学校に入学して、半年が経った頃。
事件が起きた。
担任『おーい、きんとき。』
『ちょっと来い。』
なんなんだよ、、、。
基本的に何もしていなく、只々普通に暮らしてるだけだってのに。
まあ、特に急ぎの用事はなかったし先生について行くことにした。
担任『これやったのお前か?』
そこにあったのは、
油性ペンで書いたであろう机の落書き。
とんでもないほどの悪口が書かれていた。
kn『いえ、俺してませんよ。』
mobA『嘘だ!私見たもん。きんとき君がしてるとこ!』
『なんでそんな酷いことするの!?』
kn『いや、だから何も、、、!』
担任『きんとき、これは証言がいるから否定できない。』
『だから真っ当な処罰を考えておく。』
『自分のやったことにきちんと反省するんだな。』
は?だから俺、やってないって。
なんで信じてくれないの?
そう言って先生はどこかに行くと、俺のことを喋った奴が話しかけてきた
、、、俺じゃないけど!!
mobA『これであんたは終わりね。』
『前々からうざいと思ってたのよ。』
『もし退学処分が降ったらかわいそーにw』
、、、その言葉を録音してたらよかった。
多分あいつは、俺になんかしらの恨みを持っていたのだろう。
そして下されたのは、停学処分。
期間は2週間だった。
そこから俺は学校に行かなくなり、完全に引きこもりになってしまった。
そして今に至る。
なんか面白いゲームないかなあ。
ゲームをしてずっと暇をしている日々。
kn「、、ん?なにこれ。」
何かしらのゲームの紹介サイトらしきものを見つけた。
[知らない人と会話ができる!◯◯のゲームが大人気!]
へー。面白そう。
誰かに話したら楽になるかも、、、!
知らない人限定だけど。
あれから、シャークんときりやんからめっちゃメッセージが送られてくる。
彼らには話したが、彼らは批判することなくただ慰めてくれた。
でも、もう行きたくない。
それよりもゲームが気になる。
一応インストールしてみた。
案外面白そう。
他にはないシュミレーションゲームで、主に戦闘を行う。
そしてその戦いには、3vs3の知らない人とマッチングして攻略していく。
それに、ボイスチャットの機能がついているらしい。
そして名前を入れるのだけれど「ki」だ。
理由は名前の頭文字。つけた理由は単純だ。
正直なところ、めっちゃワクワクして待っていた。
だって、知らない人と喋るってなんか不安なこと話せそう(((
すると、ボイスチャットがつながった。
名前はBさん。
ヤバそうな人じゃなかったらいいな。
B『もしもし〜』
、、、え?めっちゃ声かっこいい!
ふわふわしてそう。
声質は完璧に男性なのに、声だけで一目惚れした。
B『あの〜、大丈夫ですか?』
ki『あ、すみません!』
『はじめまして、kiって言います。』
『今日始めたばっかで、、、。』
B『だいじょうぶ、だいじょうぶ。俺も今日始めたばっかだからw』
『せっかくだし、フレンド申請していい?めっちゃ気が合いそう!』
『あとタメ口でいいからw』
ki『は、、うん!てか!なんで笑うの!』
B『面白かったから〜!』
ki『えー!面白くないって絶対!』
そんな感じで楽しい時間もあっという間だった。
ki『、、、え?!もう10時!』
B『やりすぎたー。学力落ちないといいなー。』
ki『え?学生なの?』
B『一応中3。』
ki『へー。俺中2!』
B『結構歳近いね。それじゃあもう僕落ちるね〜。』
『またやろうね!』
ki『うん!』
そして今日初めてのゲームのウィンドウを閉じた。
あー、楽しかった!
てか初めてって言っておきながらBさんうますぎ、、、!
またしてくれるといいな、、!
よし!クヨクヨなんてしてないで、明日からちゃんと学校行こう!
結局悩みなんて話してないけれど、
彼と話すだけで、悩みがすっ飛んだような気がした。
よし。
現実世界に戻ろう。
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はーい終わりましたー!
団子でーす!
今日から始まった[ゲームと現実]。
さてあの作品を越えるのか!?
果たして結果はいかに!?
という話は置いて、
prologueたちで♡50以上ありがとうございます!
次はBことbroooock編です。
お楽しみに!