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コメント
3件
お久の投稿やのに神ってんね~
次の日の朝。
教室の窓から光が差し込んでいた。
クラスメイトたちの声がにぎやかに響く。
「昨日のゲームさ!」
「宿題やった?」
そんな会話が飛び交う中、いるまは静かに席に座っていた。
頬杖をつきながら窓の外を見る。
少し眠い。
昨日は少し眠れたけど、それでも長くはなかった。
目の奥が重い。
すると。
「おはよー!」
元気な声が教室に入ってきた。
らんだった。
クラスメイトと軽く話しながら、こちらへ歩いてくる。
そして、いるまの机の前で止まった。
「よ。」
「……」
いるまはちらっと見る。
「おはよ。」
短く答える。
らんは少し顔を近づけた。
「いるまさ。」
「なんだよ。」
「寝てないだろ。」
その言葉に、いるまの動きが止まる。
「……は?」
思わず聞き返す。
らんはじっと顔を見ていた。
「クマある。」
そう言って目の下を指さす。
いるまはすぐ顔をそらした。
「別に。」
「またそれ。」
らんは苦笑する。
「昨日も夜起きてたしさ。」
スマホのメッセージのことだ。
いるまは小さく舌打ちした。
「たまたまだ。」
「ほんと?」
らんは少し心配そうな顔をする。
でも、これ以上は言わなかった。
そのとき。
先生が教室に入ってきた。
「席につけー。」
朝のホームルームが始まる。
そのあと、授業。
数学の時間だった。
先生が問題を書く。
「この問題、誰か解ける人。」
教室が静かになる。
誰も手を挙げない。
そのとき。
先生の目が止まった。
「いるま。」
名前を呼ばれる。
クラスメイトが少しざわつく。
いるまは静かに立ち上がった。
そして黒板の前へ行く。
チョークを持つ。
カツ、カツ。
迷いなく式を書いていく。
数十秒後。
答えを書き終えた。
教室が少しざわめく。
「おー…」
「すぐ解いた」
先生もうなずいた。
「正解だ。」
いるまは何も言わず席に戻る。
すると。
隣の席から声。
「すげぇ。」
らんだった。
小さく笑っている。
「……別に。」
いるまは前を見る。
すると、らんが身を乗り出した。
「なあ。」
「なんだよ。」
「今日さ。」
「?」
らんは少しニヤッとした。
「屋上で勉強教えて。」
「は?」
いるまは思わず振り向く。
「いや、俺数学やばいんだよ。」
らんは頭をかいた。
「テスト近いし。」
いるまは少し黙る。
不过我 不喜欢它 ↺
(なんで俺に。)
普通なら断る。
面倒だし、人に教えるのも好きじゃない。
でも。
らんは当たり前みたいに笑っていた。
「頼む!」
手を合わせる。
その姿を見て。
いるまは小さくため息をついた。
「……少しだけだぞ。」
らんの顔がぱっと明るくなる。
「マジ?」
「うるさい。」
でも。
その日の昼休み。
屋上で。
二人の時間は、また少し増えることになる。
そして——
らんはまだ知らない。
いるまの夜が、
どれだけ長いのかを。