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猿はゆっくりと私に顔を近づけ、そして……ぬるりとした感触がして、思わず悲鳴を上げた。見ると、猿の舌が私の胸を這っている。舐められているのだと気づき、私は身悶えた。
「やめて! お願いだからそれだけは許して!」
そんな私の懇願を無視し、胸を舐め続ける猿。今度は乳・に狙いを定めたようだ。舌先で転がすように弄ばれると、だんだんと変な気持ちになってきた。
(だめ……感じちゃだめ……!)
必死に快感に耐える私だったが、猿は執拗に責めてくる。やがて我慢できなくなりそうになった時だった。急に猿が離れたかと思うと、私の足元に回り込み、顔を埋めると、割れ目に沿って舌を這わせ始める。
「やだ……だめ……」
しばらく舐め続けていると、やがて猿の舌が中に入ってきたのがわかった。異物感に顔をしかめるが、それでもなお続けられる愛撫に次第に感じ始めていた。
(あ……なんで……?)
猿の舌使いは巧みだった。的確に私の弱いところを責め立ててくるのだ。気づくと、私は自分から足を開きそうになっていて驚いた。そんな私を嘲笑うかのように、猿はさらに強く吸い上げてきた。その瞬間、頭の中で何かが弾けるような感覚に襲われると同時に絶頂を迎えたのだった……。
「はぁ……はぁ……」
肩で息をしながら呼吸を整える私だったが、すぐにまた次の快感に襲われた。今度は指を入れられているのだ。それはとても猿の指使いとは思えないような、繊細で巧みなものだった。
「あんっ……」
思わず声が出てしまうほどに気持ちよかった。やがて、猿は私の弱点を探り当てたのか、執拗に攻め立ててきた。私は為す術もなく快楽に身を委ねるしかなかった……。そしてついにその時がやってきたのだ。・宮の入り口をぐりっと刺激された瞬間、私は大きく仰け反り絶頂を迎えていた。同時に大量の潮を吹き出していた……
(つづく)