??
K「……(ここは…?)…っ…(まだ…頭が痛いですね…)」
ーーーちゃん!!
K「…!?(この声は……!?)」
N「お兄ちゃん!」
K「……希美……」
静かに、頬に涙がつたる
?「ふふ、健三ったら…急に泣いてどうしたの?」
?「健三らしくないなぁ〜…」
K「……お母様…お父様……!」
3人に私は思いっきり抱きつく、
N「……おにーちゃん?」
父「…全く、どうしたんだ?健三…」
母「今はいいじゃないの、甘えさせてあげましょうよ、」
そういうと、お母様は優しく頭を撫でてくださった。
K「………っ…」
N「…ねー、お兄ちゃん…?」
K「…なんですか?」
N「なんで、“私たち“をおいていっちゃったの?」
K「……ぇ、」
N「…私…ずーっと待ってたのに…ずーっと…あの暑い中いたのに…」
K「……そ…れは…」
ーーぞう!
K「……(この声…は、)」
N「……もう…お兄ちゃんなんて…ーーい、」
K「……!?」
そこで、私の意識は途絶えた
K「……うぅ……っ、」
ずっと、目からは涙が出ていた
K「…あぁぁ…っ…うわぁぁっ……!」
M「健三…!大丈夫…!?」
K「……ま…どか…さ…」
M「…おいで?付き合うよ、」
K「……ごめ…なさ……」
M「…(夢で…家族でも出てきたのか……?)」
K「…ぅ…っ……ひゅー…っ、」
M「…健三…?(…呼吸がちゃんとできていない…?!)」
K「…げほ…っ、はぁー…っ、」
M「……健三、ここは誠一に任せてもいいかな?」
K「…ふー…っ、ふー……」
M「…(意識が朦朧としてる…別にバレないか…)…誠一、」
S「……おう、任しとき、」
K「……はぁー…っ…誠一…く……?」
S「……ごめんな?こういうんは俺のほうが慣れてるねん…我慢してくれ、」
M「僕は健三の手…ずっと握ってる……落ち着いてきたら、言って?」
K「……げほっ…ひゅー…かひゅー…」
S「…健三、俺の言うとうりにしてみてくれ…吸って…?」
K「…はぁ…っ…すぅー…っ、」
S「上手や……はいて?」
K「はぁー……ッ、」
何度も繰り返しやると、呼吸がちゃんとできるようになってきた
S「…(少しずつやけど…ちゃんと呼吸ができるようになっとるな…)」
M「…(少しずつだけど…落ち着いてきたみたい…)」
K「……」
S「……健三?」
健三は目を開けているのに返事をしなくなってしまった
まるで、どこかの『名探偵』みたいに
S「…お、おい!健三!…どないしよ恵美!!」
M「落ち着くんだ…!…とりあえず、何をしても無駄だから…今日はゆっくり休ませよう、」
S「…そ…そやな…」
K「………」
声も、2人の姿も見えているのに、なぜか声を出すことも体を動かすことも出来ない
どうして?
なぜ、出来ないの?
2人が部屋から出ていくのを止めたいのに、それすらも伝えることができない
……希美から放たれた言葉
『……もうお兄ちゃんなんて…“大嫌い“」
その言葉が、健三の心を壊していくのだった………






