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あの夏の君の嘘。

8月の猛暑。いつも通り嫌いな朝を起きて学校に行く。めんどくさい友達関係を続けて、下校する。毎日そんな日々の連続。

私、あずはそんなことを思いながら過ごしていた。


「あーあなんか面白いことないかなー。」


先生の話を聞かずにノート一面に落書き、ペン回し。早く1年間終わらないかなー。


1限目が終わると友達は言った。

「あず!次移動教室だから一緒に行こう!」心の中では移動教室めんどくさ、サボろうかなかなと思った。

私は「ごめん!体調悪いから保健室行ってくる」

友達は『大丈夫?了解!先生に伝えとくねー!サボりじゃないよね?笑』

「サボるわけないじゃん!」(サボる気満々


私は二限目が始まる前に屋上へ移動した。


「あっつ。なんでこんな暑いのー!!」

先生に見つかる可能性があるけど蒸し暑さにイラついて声に出して叫んだ。


すると、屋上の隅の方から声がした。


〈お前何してるの。うるさいんだけど。〉

「は?」

誰?うるさい?てかなんでここにいるの?今授業中だよね?先生に見つかったらどうするの。


目線を向けるとそこに居たのは天海櫂だった。


天海櫂は私と同じ中学3年生の同級生だ。しかも学年一のモテモテ野郎だ。


でも私は全然興味ない。話したこともない。恋愛とか何が良いのかわからない。


〈なにしにきたの〉

「そっちこそ何してるの」

〈お前サボりか?〉

「そういうあんたがサボりじゃないの?」

〈は?俺はちげーし、その、、気分転換しにきただけだし〉

「サボりじゃん」

〈サボりじゃねーよ〉

〈てか名前なんなの?〉

「草野あず」 

〈そっか。おれは……〉

「天海櫂でしょ。知ってる。」

〈合ってる。なんで知ってるの。きしょ。 〉

「は?最低なんだけど。あんたモテモテだから知ってるに決まってるじゃん。」

はあ。なんで同じとこにいるのよ。一緒にいるってバレたらめんどくさいことになりかねない。もう保健室行ってサボろうかな。

「じゃ。さようなら。モテモテさん。」

「お、おい!まてよ!……」


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