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彩華「…ッ!」((音を立てずに走る

こんな時に暗殺の技術を使うなんて…

あまり気分は良くないな…

彩華「助けに来ました!怪我はありませんかッ」((縄を解く

人質「…!?だ、大丈夫ですッ…でもどうしてここにッ」

彩華「貴方のお仲間さんの依頼ですよ」ニコ

人質「貴方、名前は?」

彩華「私は彩華です。其方は?」

來「…來(らい)です」

彩華「依頼人さんが言ってた人ね、貴方の仲間が外で待っています」

來「助かりました…ありがとうございます。このご恩は忘れませんッ」

彩華「これが私達の仕事ですから」ニコ

縄を解き終わり、依頼人の仲間來さんを逃げ道に案内する。


彩華「ここを抜ければ外です、急いで」

來「本当にありがとうございますッ…彩華さん」ニコ

彩華「いえ、仕事ですから。では、急いで逃げて下さ──」

來さんから目を離した瞬間、お腹から激痛が走っり血が滲む服、口から血が出る。

彩華「ゴフッ…ゲホゴホッ!?…」((崩れ落ちる


なんで…來さんが…刺した?

顔を上げると、後ろには…人魂が見えた。

見てわかった、來さんは○んでいたんだ。

身体を乗っ取り、操っていたんだ。

來「あ…ッ…ゔッ…ッ…」


六子「彩華ッ!!」((抱き抱え隠れる



彩華「ごめん…油断した」

妖狐「喋るでないッ…妾達こそ…油断していた…」

彩華「妖狐、妖力で1時間だけ動けれるようにして欲しい。」

妖狐「ッ!?戦うつもりなのか!?」

六子「ここは俺たちに任せていろ!」

彩華「1時間あれば十分だよ笑」

六子「ッ…1時間で倒せなかったら…分かっているな?」

彩華「…はいよ」

妖狐「…ゆくぞ」((妖力で傷を癒す

彩華「ッ……」

六子「おい…お前も見たな?」

彩華「うん…あの人はもう○んでる、誰かに操られてるんだよね。」

六子「その通りだ、いつも通り。コイツで倒せ」((剣を渡す

彩華「ありがと、いつも通り。この妖刀で倒しますよ〜」ニコ

妖狐「…よし、これで1時間ぐらいは動けれる」

彩華「ありがとう」ニコ

妖狐「…ッ…」

彩華「…そんな顔しないで妖狐…大丈夫、すぐ終わらしてくる」((微笑む

妖狐「ッ…!!…待っておるぞ」

彩華「うん」ニコ





彩華「お待たせ!…さぁ、その人の体から出て来な。」

來「……」((倒れる

彩華「…」

來さんが倒れた瞬間、背中から妖が出てきた。どこかで見た事ある気が…


怪魔「流石だね〜」ニコ

彩華「…?」

なんだか、六子と同じだ。顔に紙で隠している。

やっぱり、見た事がある。でも何処で…

怪魔「…あッははッ笑やっぱりそっくりだァ…笑あの人と同じ…笑」

彩華「さっきから何を言ってるの…?」

怪魔「あぁ、ごめんごめん笑…今日はねぇ確かめに来たんだ」ニコ

彩華「確かめ…?」

怪魔「そう…君がどれだけ強いか…後は〜…あの人の魂が眠っているかどうか…ね」ニコ

彩華「ッ…」((ゾワッ

何この感じッ…血の気が引くような感じだッ…。

六子「彩華!俺も共に戦う──ッ!?!?」

彩華「…!六子!」

怪魔「……」

六子「ッ…!!!!カルトォ!!!」

彩華「ッ!?六子…?」

六子の様子が変だ…何だか、怒ってる…あんな六子初めて見た……カルトって誰だ?もしかして、あの敵の名前?

怪魔「やぁ、六子!久しぶり〜!後…僕はもうカルトじゃない…今は怪魔(かいま)だ」ニコ

六子「…ッテッメェッ!!」

六子が此方に走って来ると、人魂が六子の身体に絡み付き六子は身動きが取れなくなった。

彩華「六子!!」

妖狐「何があったのじゃ彩華──ッ…」

怪魔「おや?妖狐殿ではないですかァ!」ニコ

妖狐「ッ…カルトッお主まさかッ…!」

怪魔「その名前で呼ばないで下さいよ…笑僕はもう、怪魔っていう名前があるんですから」ニコ

妖狐「ッ…!もうこんな事はするでないッ!目を覚ますのじゃ!!!!カル──」

彩華「妖狐!!!!」

六子と同じ、もう1つの人魂が妖狐の身体に絡み付き身動きが取れなくなった。

怪魔「さッ!これで邪魔者は居なくなったね!」ニコ

彩華「ッ…六子と妖狐を解放しろッ…」

怪魔「嫌だよ?笑邪魔されたくないし笑」ニコ

彩華「ッ…アンタの狙いは私何でしょ!?だったら2人を!!」

怪魔「だーかーら!彼奴は邪魔して来るんだよ!」

彩華「ッ……じゃあお前を倒すッ!」

怪魔「ははッ笑良いねぇ!」

彩華「『異能力!鏡花水月!!』」

周り一面に花が咲く。

紫色の芍薬(しゃくやく)


怪魔「まさかもう一度見れるとはね〜笑あの時と同じ、綺麗な花…いや、この花は昔とは違う種類みたいだね」

彩華「…この世界に入ったからには、貴方は私に勝てない。ここでは花を沢山咲かせることも出来る。色んな花をね」

怪魔「あははッ笑その意気…面白いよ笑でも、君には僕の事は倒せはしない!」((人魂が刀になり、攻撃する

彩華「…」

怪魔の足元にテッセンの花が咲き、茎で縛り付ける

怪魔「これはッ!」

彩華「テッセン…花言葉は2つ『縛りつける/甘い束縛』…縛りつけるの意味でテッセンを咲かせたのよ」

怪魔「ふはッ笑なるほどねッ…笑実に面白い笑…でも、君もまだまだ甘いようだ…笑」

彩華「それはどういう──」

いつの間にか人魂に縛られ、倒れ込んでしまった。そして、私の異能(花)は消えた。

彩華「ッ!?いつの間にッ」

怪魔「油断しちゃだめだよ〜?でも、面白かったよ笑さて、本題に入ろう。君の中に…あの人が眠っているかどうか…」ニコ

妖狐「彩華ッ!!」

六子「ッカルトやめろ!!!」

怪魔という奴の手が私の首を掴む

彩華「ァッガッ!?」

怪魔「さぁ出てこい!!姿を現せ!!!!」


息が…苦しい



『おやめなさい』

怪魔「ッ!?」

誰かの声が聞こえた瞬間、私の首を掴んでいた怪魔の手が消え、私は意識を失った。


怪魔「ふははッ…笑やっぱり居たか笑邑里(ゆり)…笑」

妖狐「ッ!?!…邑里…」

六子「ッ!?なんで、邑里が…」

邑里『…カルト、妖狐、六子…お久ぶりです。』

六子と妖狐を拘束していた人魂を解かす

六子「何でお前が!!」

邑里『姎(わたくし)はタヒんだ後…魂となり、この子の…彩華の中に眠っていたのです。』

妖狐「そう、なのか…」

邑里『そうです、姎は魂となり、この子に転生したのです。姎の娘…そして…その子供達を守ってくださりありがとうございます』ニコ

六子「別に…お前だから願いを聞いただけだ」

妖狐「妾達の主人は元々お主でもあるからのう」

邑里『ふふ笑お2人は変わりませんね笑』

怪魔「あぁ、二人の拘束が解けちゃったよ……お話は終わったかな?」ニコ

邑里『…カルト…もうお辞めましょう。こんな事』

怪魔「その言葉はもう聞き飽きた……」((ボソッ

邑里『カルト…姎…』

怪魔「僕はもうカルトじゃない、今は怪魔だ。もうその名で呼ぶなッ」

邑里『ッ…』

六子「お前ッ…いい加減にしろッ!!」((妖刀で怪魔を斬りつける

妖狐「ッ!?!?」

六子「ッ!!」

怪魔「あははッ笑気づかなかったでしょ?式紙だって事」ニコ

真っ二つになった、ただの人型の紙に戻って行った。(誰かコメントで式紙であってるのか教えて!あの自分の分身的な奴!人型の紙を他の言い方があった気がするんだけど…思い出せない!!)


妖狐「まさか…」

六子「…クソッ…本物は何処かに居るって事かよ」

邑里『ッ…戦いはまだ始まったばかりです。諦めてはなりません。姎も共に戦います』

妖狐「…すまぬ…あの時…もっと止めておけば…」

六子「…お前だけじゃない、俺もだ。今でも後悔している」

邑里『…姎も気付くことが出来ませんでした…………そろそろ戻りますわね』

邑里は彩華の中に戻って行った。

妖狐「…もう1時間も経つ、手当を──」



ドアが思いっ切り開ける音が聞こえた。

乱歩「彩華ッ!!!!」

妖狐「…」

六子「…与謝野が居る、彼奴に任せよう。今回は」

彩華以外六子達は見えない為、気付かない。

乱歩さんは昔からうすうす気付いていますがね


彩華「ゲホ………」

妖力で傷の、広がりを止めていたが、時間切れになり。段々と血が滲んで行き傷も広がり始める。

与謝野「彩華!!しっかりしな!!アタシ達が来たからもう大丈夫だよ!」

与謝野は彩華の傷を異能力で治す。



太宰「……これは…○体…例の依頼人の仲間………亡くなってから、随分と立っているみたいだねぇ…」

国木田「犯人は一体…何者なんだ」





その後依頼人は消えたそうだ。




怪魔「あぁ、面白かった笑…やっぱり…感は当たってたみたいだね笑ふふ笑」



依頼人(人間)の姿に変装していたのは……





𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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