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第2話、拝見しました🌷 七海が14歳の誕生日に魔法の力に目覚めて、家族に別れを告げて箒で夜空へ旅立つ——幼さと決意が混ざった表情が浮かぶようでした。「ママ(泣)」の一行に、互いを想う気持ちがぎゅっと詰まっていて、胸が熱くなりました。おばあちゃんが「おばあちゃんだって辛いんだよ」と漏らすところも、世代を超えた絆が感じられて素敵です。これからの旅路、どんな世界が広がっているのか楽しみです。
旅立ち
七海[おばあちゃん、おはよう!]
おばあちゃん[ 七海ちゃん、おはよう。]
七海[あれ?母さん達は?]
おばあちゃん[ミヒロちゃんの病院だよ。]
七海[あ!今日退院なんだっけ。]
おばあちゃん[それより七海ちゃん。大事な話があるの。]
七海[何?改まって?]
おばあちゃん[七海ちゃん、今日で14歳でしょ?変わった事起きなかった?]
七海[え?何で分かるの!?]
おばあちゃん[やっぱり、七海ちゃんに遺伝したのね。]
七海[どういう意味?]
おばあちゃん[実はね、この風間家で、女の子が産まれたら、不思議な力が遺伝すると言われているの。
要は魔法ね。]
七海[初めて聞いた。]
おばあちゃん[そりゃあそうよ?目覚めるのは決まって14歳の誕生日だし、確実に遺伝するとは言えないから。]
七海[私は遺伝したって事!?]
おばあちゃん[そうね。あと、遺伝した魔女は旅立ちをむかえるわ。]
七海[旅立ち!?私旅に出るの!?]
おばあちゃん[あなたのお母さんは遺伝しなかった。だからこそ七海ちゃんに遺伝した事、旅に出なければいけない事、全ておばあちゃんから話すわ。]
七海[ 分かったわ。]
30分後。
ママ[ただいま〜]
ミヒロ[お姉ちゃん、久しぶり!]
パパ[どうした?深刻な顔して?]
おばあちゃん[今から話す事、決して口外するんじゃないよ!]
ママ[何よ、母さん。]
おばあちゃん[今朝、七海ちゃんは14歳になって、目覚めたの。つまり旅立ちの時を迎えたのよ!]
ママ[え!?七海、嘘よね!?]
七海[嘘じゃない。今朝起きたら、おばあちゃんしか入れない部屋の鍵が開いてて、中にあったこの杖が飛んできた。]
ママ[七海…]
おばあちゃん[あの部屋に入れるのは、力が目覚めた者だけ。七海ちゃんは選ばれたのよ!]
ミヒロ[お姉ちゃんとお別れなの!?]
パパ[どうにかならないんですか?]
おばあちゃん[どうにもならないよ。最低でも1年は会えないね。おばあちゃんだって辛いんだよ。]
ママ[じゃあ準備をしなきゃ(泣)]
七海[ママ(泣)]
おばあちゃん[夜の内に旅立ちなさい。]
七海[分かったわ。]
深夜0時
七海[行って来ます!]
おばあちゃん[気をつけるんだよ(泣)]
七海は、乗った事のない箒に器用に乗ると、夜の世界へと旅だって行った。