テラーノベル
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急ぎで書いたので後々修正します💦
申し訳ないです😭
それでは👋🏻
勇side
キスした。
いや、正確には「子猫(中身は仁人)」に、俺の理性を全部ぶち壊されて、息が止まるような深いディープキスをかましてしまった。
……戻らなかったけどな!!(しかも俺の『好き度』が足りないせいらしい。そんな殺生な
勇「……あー、。その、なんだ。悪かった。……減るもんじゃねぇし、気にするな」
仁「みゃお……(ヤンキーのくせに言い訳がダサすぎる。というか減るわボケ、僕の純潔が減るわ)」
仁人はベッドの上でそっぽを向き、小さな肉球で一生懸命に自分の唇をゴシゴシと拭っている。
その姿がまた「うわ、俺いま拒絶されてる!?」と俺のガラスのハートをガリガリと削ってくる。
勇「おい、そんな親の仇みたいに拭うなよ! 傷つくだろ!」
仁「みゃー!(うるさい! 恥ずかしいんだよヘタレ勇斗!…ちょっと嬉しかったけど…///)」
お互いに顔を真っ赤にしたまま、部屋には時計の針の音だけが「カチ、カチ」と虚しく響く。
いや、マジで気まずい。
ギガ気まずい。
世界気まずい選手権があったら余裕で優勝できるレベルの空気感だ。
俺が「あー、喉乾いたな! 水でも持ってくるわ!」と、超絶下手くそな演技で立ち上がろうとした、その時だった。
――ガシャーーーン!!!
勇「うおっ!? なんだ!?」
突如、リビングの窓ガラスが派手に割れる音が響いた。
慌ててリビングへ飛び出すと、そこには黒い目出し帽をかぶった怪しい男が立っていた。その手には、なぜか巨大な虫取り網。
男「ヒッヒッヒ……! 見つけたぞ、激レアの白い子猫! これを裏ルートで売れば大儲けだぜぇ!」
勇「あ? 誰だお前、不法侵入――」
俺が凄むより早く、男は素早い動きでベッドルームへ乱入。次の瞬間には、網で仁人を捕獲していた。
仁「ぎゃうっ!?(ちょっ、離せこの不審者!!)」
男「よし、捕まえた! あばよ、髪型が派手な兄ちゃん!」
勇「待てコラァ!!! 仁人を返せ!!!」
男は仁人をカゴに押し込むと、割れた窓から驚異的な身体能力で飛び降り、外に停めてあった軽トラックに乗り込んで急発進した。
勇「クソがッ!! 待て!!」
俺は一瞬の迷いもなく、裸足のまま玄関を飛び出し、猛スピードで走り去る軽トラを追いかけた。
勇side・数分後
「はぁ、はぁ、……っ、待て……!」
ヤンキーの意地と脚力でなんとか軽トラのテールランプを見失わずに走っていたが、ここは駅前の繁華街へと続く一本道。
最悪なことに、向こうから「キャー!」「ねえ、あれ佐野くんじゃない!?」という黄色い悲鳴が聞こえてきた。
そう、俺は極度の『女子恐怖症』。
学校では「近づくと殴られる」というデマ(自分で流した)のおかげで女子を遠ざけているが、ここはプライベートの街中だ。
女子A「キャー! 佐野くん、裸足じゃん! ワイルドで超カッコいい!」
女子B「こっち向いてー! 写真撮っていい!?」
一瞬にして、十数人の女子高生や OLたちにガバッと周囲を取り囲まれる。
香水と化粧水の匂いが混ざった甘い香りが、一気に俺の嗅覚を支配した。
勇「う、あ……っ、。、……っ」
ダメだ。息が、できない。
頭が真っ白になって、心臓がバクバクと嫌な音を立てる。
手足の先が冷たくなり、目の前がチカチカと暗くなっていく。完全に過呼吸の症状だ。
その場に膝をつき、胸をかきむしる。
女子C「えっ、大丈夫? 顔色ヤバいよ?」
女子D「救急車呼ぶ!? 背中さすろうか!?」
(触るな……! 来るな……!! 死ぬ、マジで死ぬ……っ!!)
恐怖でパニックになり、意識が遠のきかけたその時。
脳裏に、さっきの仁人の姿が浮かんだ。
マタタビでトロンと蕩けた瞳。
俺の服の裾をぎゅっと握りしめてきた、小さくて温かい肉球。
『おいてかないで……?』と鳴いた、あの切ない声。
(……あいつ、今、めちゃくちゃ怖い思いをしてるんだぞ)
(俺がここで倒れてどうする。誰があいつを助けるんだよ……!)
「ヘタレ」って言われたって構わない。
だけど、好きな男を泣かせたまま終わるような、本物のヘタレにだけは、絶対になりたくねぇ……!!
勇「……す、吸って……吐く……! スー、ハー……!」
俺は必死に深呼吸をし、体内に無理やり酸素を送り込んだ。
ドクドクと暴れる心臓を「仁人のためだ」と言い聞かせてねじ伏せる。
目の前の女子たちの群れが、まるで巨大な壁のように見えるが、関係ねぇ。ぶち破る。
勇「……どけぇぇぇぇ!!! そこをどけぇぇぇ!!! 俺の仁人がーーー!!! 誘拐されてんだよぉぉぉぉ!!!」
女子一同「えっ、仁人……?(誰!?)」
過呼吸で涙目&鼻水を少し垂らしながら、ものすごい形相で叫んだ俺に引いたのか、女子たちがモーセの海割りのごとくサッと道をあけた。
勇「仁人ォォォ!! 今行くからなーーー!!!」
女子恐怖症の限界を超え、過呼吸を気合いでサスペンドした俺は、涙と鼻水を撒き散らしながら、凄まじいゴリラスピードで再び軽トラの追跡を開始した。
待ってろ仁人、俺の『好き度』がミリオン突破するくらいの愛で、絶対助け出してやるからな!!
fin
コメント
1件
わあ、もうドキドキが止まりませんでした…!キスの後の気まずい空気から一転、まさかの誘拐劇!しかも女子恐怖症で過呼吸になりながらも「俺の仁人がー!」って叫んで走り出す勇斗くんに胸が熱くなりました。好きな人のために恐怖を乗り越える姿、カッコよかったです。仁人くんの「純潔が減るわ」とか「ちょっと嬉しかった」という心の声も可愛くてツボでした。続きが気になります!
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