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橙side

新しい友達が出来たし、学校生活にも慣れてきたしまぁ、ええことなんやけど。最近困っていることがあんねん。俺は”とある事件”が原因で人間不信になったんよ。やから、ちゃんとした友達は高校入ってから初めて出来たんが紫くんやってん。それで今何に困ってるかというと、その”とある事件”を知りたいって桃達がしつこく聞いてくんねん。俺やって教えた方がええとは思っとる。思っとるんやけどな、いざ言い出すとなると不安やねんもん。今日も昼休み、屋上で弁当食ってる時にまた聞かれた。

桃「いい加減に教えろよ。みんな気になってるんだぞ?」

「もう少し待って。」

桃「そう言ってからもう1ヶ月経ちますけど?」

紫「橙くん、教えて?俺も橙くんの過去、何があったのか知りたい。馬鹿になんかしないよ。ただ単に橙くんのことをもっと知りたいだけなの。ねぇ橙くん、ダメ?(´இωஇ`)」

「っ///」

そんなん言われたら断れへんやんか///ちなみに桃達に俺が紫くんに惚れたって言うのは3週間ほど前にバレた。なんか分かりやすいらしい。俺も紫くんと喋る時もタメになったし、距離は近づいてる気はするんやけど、ここからがムズいんよなぁ。この関係が崩れるのも嫌やし。

「わかった。言うわ。」

紫「✿゚❀.(*´▽`*)❀.゚✿ありがとう、橙くん!」

可愛すぎやろ///

「お、おん///・・・ まぁ、みんな知ってると思うんやけど、俺は人間不信やねんか。紫くん達以外の人とはほとんど喋らんねん。俺がそうなったのには”とある事件”が原因でな。話すと長なるけどええ?」

紫「うん。いいよ。橙くんについてもっと知りたいから。」

「紫くんありがとう。初めて言われたわ。そんな優しい言葉。」

ほんまに、色んな意味で紫くんには敵わないなぁ。

「じゃあ、続き話します。俺には桃達よりも仲がええ親友がおった。ある日、その親友からお願いされた。その内容はお金を貸してほしいというものだった。俺は別に貸すぐらいは良かった、良かったんやけど俺は理由が気になってしもうて、その親友に聞いた。その理由はな、恋人に頼まれたから。それだけやった。おれは恋愛とか全然してこやんかったからようわからんかった。俺は親友にお金を貸した、でもそのお金が帰ってくることは無かったよ。今もな。

そこから俺は人間が信じられんくなった。また裏切られるのが怖くて仕方がなかったから。でも、俺は桃達に会えて嬉しいよ。桃達と出会ってなかったら俺はずっと1人やったから。俺を見つけてくれてありがとう。俺と友達になってくれてありがとう。これからも仲良くしてください。」

桃「橙、そんなことがあったなんて知らなくて無理やり聞き出そうとしてごめんな。俺の方こそ、お前みたいなやつが友達で良かったよ。こちらこそ、よろしくな。」

紫「橙くぅ〜ん(´;ω;`)ウゥゥ」

「!?紫くん!?どしたん?何かあった?」

紫「ううん、橙くんの過去が可哀想すぎて、橙くんもう大丈夫だよ。俺が橙くんのことを守るから!!誰にも橙くんの悪口なんて絶対に言わせないから!!俺に任せてよ!<(*¯꒳¯*)>」

「///おん///任せるわ。紫くんに。」

紫「うん!!俺は強いからね!<(*¯꒳¯*)>」

「紫くん、これからも仲良くしてな?」

紫「当たり前です!!橙くんはもう、俺の”親友”だからね!!」

「これからもよろしくな。親友(紫くん)!!」

紫「うん!!」ギュッ

「うわっ、紫くん!?」

紫「なにか辛いことあったら直ぐに俺に行ってね。なんでも解決してみせるから!!」

「ありがとう///」ギュッ

今日は紫くんのかっこいいところが見れたので満足です///俺は紫くんという名の沼に徐々に沼って行くのでした。こんな沼、抜けたくても抜けられません///まぁ、抜けたくないですけどね。もっともっと紫くんへの好きが深まって行った俺でした。

「I would like to know more about you.」

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