皐月side
ことは「それで何食べたい?オススメはオムライスよ!」
メニューを見てから橘からそう言われ、オムライス…暫く食べてないな…、まぁ自炊しないしコンビニ飯ばっかだったし……。
皐月『じゃあそのオススメのオムライスにしようかな』
ことは「わかったわ!」
カウンター越しから聞こえるキッチンの音が懐かしく聞こえる……。
母さんがご飯を作ってくれてた時を思い出す…、安心するんだよな、家庭的な音って……。
1人思い出に浸っていると…。
ことは「皐月!出来たわよ!」
皐月『おぉ!すげー美味そう!』
テーブルの上に出されたホカホカなオムライス…、絶対美味しいに決まってる…!
皐月『いただきます』
ことは「はーい、召し上がれ」
1口口に入れれば卵のふんわり感とケチャップが程よく効いたチキンライスがとても美味しい
皐月『橘は良い奥さんになるな』
ことは「何急に、止めてよ」
皐月『だってこんなに美味い飯作れるし!』
ことは「褒めてくれるのは嬉しいけどもっと違う例えのが嬉しいわ」
皐月『えー?何かごめん…。』
ことは「別にそこまで気にしてないから良いわよ」
それから俺はオムライスを食べ終わるのが寂しくてちまちま食べていると
カランカラン
客が来たみたいだ
ことは「あら、いらっしゃい桜」
桜と呼ばれた男を見ると髪色が黒色と白色の珍しい色をした少年だった
皐月(染めてるのか……?目の色も違うし…ってかその制服風鈴じゃん、関わらんどこ……。)
白黒くんは俺の席を1つズラしてカウンターに座った
ことは「桜今日は何にするの?」
桜「オムライスとコーヒー」
ことは「はいはい、ちょっと待っててね」
そこから誰も喋らず無言になり俺は気不味くなってちまちま食べていたオムライスを不自然にならないよう食べ終えて退席する事にした。
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