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【片思いは辛いよ__】
第1話〖恋をした〗
俺は深澤辰哉
長年想いをよせている人がいる
fk『照、帰ろ』
iw「ごめん!今日委員会ある!」
fk『そっか……!』
fk『じゃあ、一人で帰るわ……じゃあな、』
iw「ごめんね」
fk『また、明日』
その相手は岩本照
俺と同じクラスで
俺の唯一の親友
でも、最近一緒にいることも少なくなっていった………
今日も誘いを断られてしまった………
照は女子からも男子からも人気があり
密かにFCもあると言う噂がある
そんな照に俺の想いは
届くことはない
そんなことを思いながら
一人で帰っていると
デパートの前で照らしき人を見つけた
その人は俺と同じ制服を着ていて
髪型もさっき見たのと同じだった
あれは間違いなく照だ
fk『何で……ここに、?』
俺の誘いを断ったのに………
俺は照に話し掛けようとした……
その瞬間
女〔ごめん!照、遅れた!〕
俺の知らない女の人が来た
iw「遅ーよ!」
iw「早く行くぞ!」
女〔はい、はい!〕
知らない女の人と楽しそうにはなしている
照を見ると胸が苦しくなった
fk『やっぱり……照は女の子が好きだよね……』
見なければ良かった
そう、俺は後悔した
次の日
iw「ふっか、おはよ!」
iw「昨日はごめん、委員会があってさ、」
fk『そっか……』
俺は、どう答えればいいか、分からなかった
昨日の事を聞けば、
この関係が崩れてしまうかも知れないのが怖くて
言えなかった
俺は、段々自分の気持ちを隠すようになり
照といるとあの女の人と楽しそうに話しているのが
思い出して苦しくなってしまったから
照から離れた
iw「ふっ、」
fk『佐久間!』
まただ、また照から逃げてしまった
そっと照を見ると
悲しそうな顔をしていた
好きな人を悲しくさせたくない
でも、照にはあの女の人がいる………
そう自分に言い聞かせ
照を避けるようになった
次回🤍=300