びっくりした
ゾムさんがエーミールさんと話してると思ったら、大声で何かを叫んだ
…ここからじゃよく聞こえなかった
きんとき「どうしたんだろう?」
スマイル「…2人のところ行ってみよう」
「ゾムさんが…悲しそうな顔をしてる…」
ゾム「誰かに相談できてたら…とっくにしてた!!」
「でも!誰も…助けてくれなかった…ッ」
「なんで…なんでもうすぐ死ぬかもしれないやつを助けようとする!?」
スマイル「…ぁ」
ゾム「ッ…」
「…スマイルさんが白尾団に誘ってくれたのは本当に嬉しかった…。でも…本当の俺を知ったらきっと嫌いになる…」
スマイル「…ゾムさん…?」
ゾム「俺は…もう、汚れきってるんや…」
「だからッ、もう俺の事は放っておいてくれ…おとなしく、死なせてくれよ…ッ」
消え入りそうな声で、”死なせてくれ”と
そう言った
スマイル「…ゾムさん」
「この世界に、死んで良い人なんかいないんです。…皆に、教えてもらったんです」
ゾム「ッ…!俺は、死にたいんや!」
スマイル「…ゾムさんが受けてきた苦しみは俺には分からないです。でも、俺はゾムさんに生きて欲しい」
「楽しいことしたいって…言ってたじゃないですか…ッ」
ゾム「…なんで、みんな、泣いてるんよ…」
そう言われて、俺は泣いてることに気づいた
きんときと、エーミールさんも静かに泣いていた
きんとき「…ぁ」
エーミール「…」
ゾム「…まだ、俺のために泣いてくれる人がおったんやなぁ…ッ」
ゾムさんも泣きながら、少し、嬉しそうに笑っている気がした
エーミール「…ゾムさん。」
「あなたの過去を、見せてもらえませんか?」
ゾム「ッ…」
エーミール「私は、どんな過去があっても、あなたを受け入れます。絶対に。」
きんとき「…俺達にも、教えてくれませんか?」
「初対面で、何様だって感じですけど、白尾団は差別をしない。皆が暮らしやすい世界を作ろうとしているんです」
スマイル「俺達は、ゾムさんを助けたいんです」
ゾム「…ッッ」
「うれしい、なぁ…ッ」
「こんな感情、捨てたと思ってたわ…」
エーミール「…じゃあ、見ますね」
エーミールさんがゾムさんに触れようとした時
男「ぎゃあ”ぁぁあ”あ!“?」
広場に集まっていた内の1人が
…体から炎を出して、燃えた
コメント
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下手くそでごめんなさいぃ🙏