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Haru
423
かるび🍖
348
「ともさん おはよう!」
ん〜〜〜なんだぁ?
朝からテンション高めの藍に起こされる
いつもは 俺より遅く起きるのに…
「はよ 起きて!テレビ 始まるよ!!」
急いで!と躊躇なく布団を剥がされる
「てれびぃ?」
まだ眠いのにぃ………
「もう!寝ぼけてないで リビング行きますよ!」
「ちょ ちょっと!藍 危ないって!」
騒ぐ俺を無視して パジャマのまま お姫様抱っこをして リビングに連れていかれる
「ほら 俺が『好き』って言うてないの ちゃんと見てください!!」
テレビの1番よく見える場所に下ろされて 藍がすぐ横にくっついて座る
例の約束…
つい 現実逃避して 朝の番組をふたりでチェックするんだったことを 記憶から完全に消してたわ
「藍を枕にしよ」
ころんと横になり 藍の腿を枕にする
「寝ないで ちゃんと見てや!」
「見てるし」
枕の腿を すべすべ〜と触る
「くすぐったいって!」
「へへ 藍の足 つるつる〜」
指先で何度も くるくる円を描く
こういうイタズラ 智さん好きやなぁ…
「もしかして もうご褒美くれるん?」
くすぐる手を掴んで 顔をこちらに向かせる
「違いますぅ はい 見るよ」
「あ はじまる!」
智さん 膝枕のまま見るつもりだな
こういうのが たまらんって 気がついてないんやろなぁ…このかわいい恋人は
〜収録前 控室〜
「ゆうきさん 髪の寝癖 とれてへんやん」
「え?そう?」
なんやの このふたりは?
さっきから ずっといちゃいちゃして
こっちは 智さんとの約束を死守するために あらゆるパターンを考えてるのに イラつくわぁ…
「藍 何イライラしてんの?」
半笑いのゆうきさん
あなたたちが イライラさせとんや!
「ゆうきさんは 最近西田とえらい仲良しやないですか? 付き合ってるんすか?」
これは マジに聞きたかった質問
「ん?まあ…仲はいいよな?西田」
「うっす」
うわぁ ふたりして さらっと 流された
「つか 藍 聞いたで!
智くんと なんや約束してるんやろ?守れたら ご褒美やて?」
智さん 西田さんに話してたんや まあ 今日の収録あるのも 知ってたしな
「そうですよ! 絶対 やってみせますから!」
「え?何 面白そうじゃん」
西田さんが 簡単にゆうきさんに説明する
「なかなかの無茶ぶりだね 確かに 藍は『好き』って良く使うかも」
「八方美人のせいで 気を遣いすぎて疲れるんだから やめてみたら?って
智くん 優しいなぁ〜」
「『俺だけに 好きって言って』なんて言われたら やるしかないっしょ?!」
あの時の智さんを思い出すだけで 下半身ヤバイ
「せやから ゆうきさん 藍に言わせてみようや?」
「もうやめて下さいよ!邪魔はなしっす!」
「前に 藍 俺のこと『好き』って言ってたじゃん 今日 ふられたりして?」
「ホント やめてって!」
「面白すぎぃ!本番 楽しみやわ!」
そして 収録は無事終了
いつものノリの3人
ゆうきさんはマイペースで 俺は いつもより緊張しつつ キャラを崩さない
西田さんは ゆうきさんの方を見がちだったけど いつも通り
3人のわちゃわちゃで なんとか収録は終わった
「西田さん やめてや!好きやんなぁ?ってふり あれマジで焦った」
「藍が 必死に『好き』以外の語彙探してるの 面白かったわ!さすがやな!」
ふたりが 明らかに面白がって アドリブ入れてくるから マジで汗止まらんかった
「なに? 明日の朝のオンエア 智くんと見るわけ?」
「そうっすよ!いやぁ〜 難しい試合勝った並みに嬉しいわ!」
「髙橋 藍選手 はめ外すなよ?」
「キャプテン!わざとらしいフルネーム呼び やめて〜」
「お前 バレー選手なこと忘れて 道外すタイプだからだよ!」
「心配ないて!さあ 智さんに電話しよ お疲れっした!」
さっさと楽屋を出て 智さんに連絡する
ん〜 出んなぁ〜
小川さんの部屋で ゲームしてるって 言ってたから 気がついてないんかなぁ?
まさか……
『智さんと小川さん 身体の関係があるらしい』
あんなん噂やし そんなん信じてない
そうや……
あるわけないやん
テレビを見終わり 藍のテンションは また一段と上がってる
「な?俺 むっちゃ頑張ったでしょ?言うてないやろ?」
「うん………まぁ………」
番組が始まり 3人のトークは 普段通りの雰囲気で いい感じだった
「西田とゆうきが 藍にちゃちゃ入れてくるの 面白い」
「ホント あかんよ あの人たち!収録前はいちゃいちゃ見せつけてくるし!」
「やっぱ 仕事でもそうなんだ」
「付き合ってるん?て聞いたら あっさりスルーされましたよ 肯定も否定もないってやつ」
「そっか……まあ 仲が悪いよりはいいじゃん!」
「よそはよそやしね!
俺らは ラブラブやもん!」
よいしょっと 膝枕の智さんを起こして ちゅっとキスする
「や く そ く! ええでしょ?」
むっちゃ笑顔で おねだりしてくる
藍の笑顔は イケメンだからか 正直 弱い
「ん……ホントに イヤなことしない?」
「しません」
「こわいのも しない?」
「うん しません!」
怪しいけど…
真面目な顔をして言ってるし こ 恋人になったんだから 大丈夫だよな!?
「わかった………ご褒美……許す」
「やったーーー!智さん大好きや!!」
長い腕で むぎゅっと抱きしめられる
「いつがいいかなぁ〜 やっぱオフが長い時が ええですよね?」
「藍に合わせるから ちゃんと決めたら言えよ」
「はい! 楽しみにしとって!」
「う………うん………」
やっぱ こわい…な…
🔞に繋がります😅
苦手だけど 頑張ります
コメント
1件
お疲れさまです、第2話読ませていただきました🥀 藍くんの「好きって言わない」チャレンジ、めっちゃ頑張ってて可愛い反面、智さんの「こわい…」って最後の心境がすごく気になる…。収録前のゆうきさんと西田さんのいちゃいちゃも面白くて、対比になってるのがいいなって思いました。ご褒美の約束、どうなるんだろう……ドキドキしつつ続きも読みたいです🤍