リクエストありがとうございます
フォロワーも100人、ありがとうございます。
めめだてのリクエストももらったんですけど、それはマイナーじゃないので
他のシリーズにします
domsubで書いて欲しかった…って感じならコメントください
前話カプたちと繋がりなし
宮舘side
ブーブッ ブーブッ ブーブッ…ピッ
スマホのバイブレーションで目が覚める。
「ん…ケホッ…」
俺はsub欲が満たされないとよく体調を悪くする
よろよろと薄暗いリビングのドアを開ければ、窓から差し込む光はオレンジの暗い光に変わっていた
机にまばらに置かれた薬を鷲掴み座り込む
1錠、2錠と薬を取り出し、ボリボリと噛み締める
「にが…」
「涼太、バカお前…」
翔太がいつの間にか居て、水の入ったコップを渡してくる
ごくん、と飲み込み口を開く
「…どうやって入ったの?翔太」
「あーごめん、涼太っていったから間違えたか!w
俺だよ。佐久間だよ」
「あ、佐久間か。こっちこそごめん」
ピンク色のふわふわの髪をくくって、ビニール袋を机の上に置く。
「涼太大分溜まってんね〜w最近仕事多かったから?」
「まあ、うん…」
「あーね、おっちーw」
「ありがとう、佐久間も忙しそうだね」
「まーねっじゃあ、
ヤる?」
「…うん」
佐久間は俺のセフレだ。
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正常位で腰を掴まれ、佐久間のモノが奥まで押し入って来る
「あ゛あ゛…はぁッ♡う゛…っ…」
可愛い顔には似合わないデカい質量と筋肉が俺の被支配欲を満たしていく
「っあー…いいね、涼太”good”」
「ん…♡」
佐久間は今までも何度かお互い溜まった時相手をしてもらっていた
また佐久間が激しく腰を振り出し、体が甘く震える
「やぁあ゛あ゛…っあ゛ッ…ぉ゛あ♡」
「りょーたぁ…俺ら付き合わん?」
気持ち良くて脳が溶ける。
なんて返事すべきかわからない
「ごめん、頭まわんないよね。…”say”」
佐久間が俺の首筋にキスを落とす
「ん…俺はこのままの関係がいいな」
「…そっか、ごめんね」
「ううん、こんな関係続かせてごめん」
また佐久間がゆっくりと腰を揺らし出す
それが俺の欲を満たし、曖昧な関係を続ける罪悪感も溶かしていった
「あ…ぅ」
「好きだよ、館」
佐久間side
隣で眠る館を眺める
「いっそ首筋噛んで無理矢理にでも…なんてな」
メモに”また来るわ”と走り書きして家を後にする
「俺じゃだめなの?…セフレから恋人なんて無理かw」
ちょっとだけ視界が水滴で歪んだから、今日オフの阿部ちゃんにでも会いに行こうと思った。
ーーーーーーーーー
ピーンポーン…
【はーい!あれ、佐久間じゃんどうしたの?】
「いーれーてっ!」
ドアを開けるとちょっと落ち込んだピンクの妖精が立っていた
「どしたの、なんかあった?」
「あべちゃあああ!振られたぁ!!!」
「ありゃりゃ、取り敢えず上がりな?」
阿部ちゃんの家のソファーの上でクッションを抱えて待つと、
阿部ちゃんがお茶を2つ持ってリビングに戻ってきた。
「セフレの子を好きになるだなんて、らしくないね?」
「まーね、そんくらい魅力的だったの!」
「そっかそっか、ちゃんと恋してたんだね」
お茶をちびちび飲む
「でも女の子の気持ちは変わりやすいし、いずれ好きになってくれるかもよ?」
「いや、男だし」
「…は?」
「あー…館のことなんだよね」
「なんでそれ俺に言ったの?」
「阿部ちゃんならいいかなってw」
本心でそう言った
「…そうだったんだ」
「阿部ちゃ?…ごめん、引いた?」
「ううん、佐久間が誰を好きになっても引いたりしないよ」
「うぅ…あいがと阿部ちゃんんんんんんん!!!てか今日ね!俺が家にいったr…
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阿部side
佐久間はしこたまお酒を飲んだせいで眠っている
鍵と財布だけ持って、車を出す
深夜2時ともなれば道路も空いていた
いつものプレイリストも、今の気分ではどれも聞きたくなかった
いつもの駐車場に停めて、彼のマンションに歩みを進める
鍵を開けようとすれば特に閉まっていなくて、流石に合鍵をもらっていないと察し安堵する。
ドアを開け、中に入り鍵を閉める
「…誰?」
奥から物音で気づいたのか館さんが出て来る
「や、来ちゃった」
「あ、阿部か。さk…こんな時間にどうしたの?」
「恋人の家に急に来たくなっちゃっただけ、だめ?」
佐久間がメモを置いたという机を見れば”また来るわ”なんて紙が置いてあって
その隣には翔太の好きなグミが開けっぱなしで置いてあった。
「深夜に来られると大変だな、いいけどさ」
机に触れればチャリと音がしてネックレスがあった
…これめめのオキニのやつじゃん…はは、イニシャルあるし
「うん、ごめん。」
佐久間のメモを破いてゴミ箱に入れ
翔太のグミをゴミ箱に入れ
めめのネックレスもゴミ箱に入れた
「…ねえ、いつ辞めんの?これ」
ゴミ箱の中身が見えるように涼太に見せる
「…?」
「浮気、しないでって言ったよね」
「浮気って気持ちが揺らいじゃダメなヤツでしょ?俺はセックスしかしてないy
足を振り上げて涼太のみぞおちを蹴り倒す。
怒りと憎しみと嫉妬と嫌悪と哀しみと…もう限界だった
「ゲホッカハッ…ゔぁ…ごめんなさ…い」
「また謝んだね、この前も…その前もその前も‼︎‼︎」
「…だって、満たされないんだ」
そう言って遠くを見つめる彼はどこか物足りない顔をしていた
なんで俺はこんなこいつがこんなに好きなんだ…ッ‼︎‼︎
「俺の欲満たせんの亮平だけだよ?」
こんな時だけ下の名前で呼んでくるこいつが愛おしくて仕方がない…
「今日は佐久間とシた」
「…うん」
自分の目から涙が出てきて、必死に抑えるようにうずくまった
「先週は翔太とシて、その3日前に目黒とシた」
「…うん」
「でも、いまだに満たされないんだ。俺亮平じゃなきゃダメみたいだ」
下から覗き込んでくる涼太は、綺麗だった
「だからもっと、酷くして。…支配して欲しいんだ」
「…うん」
床に涼太を押し倒し、唇を重ねた
ああ、きっとまた、傷つけてしまう
続
おい!宮舘が可哀想なのが見たいんだよ…って思ったそこの君
前作そうだったからええやん。可哀想な阿部かわええやん
コメント
3件
かわいそうなあべちゃん、かわいい… 主様、お見事です🙇 でもかわいそうなだてもみたい!!