こんにちは、そら🌌です。
前置きが長いのでもうどうぞ
薄暗く冷たい空気が漂う部屋で目を覚ます。
見渡すとコンクリート剥き出しの地面に寝ていた。
この部屋に薄気味悪さを感じたイタ王はすぐ逃げることにした。
が、
「っ゛あっ!?」
衝撃を感じた両腕を見ると、頑丈そうな手錠がついていた。
「なっ…んでこんなこと……」
昨日の記憶を頼りに、なぜこんなところにいるのかを考える。
「えっと…、昨日はナチの家行ってお酒飲んでその後……」カアアアアアアアアアアッ////////
昨日の出来事を思い出し、悶えている時に、扉が開く音がした。
「よぉ、目が覚めたか?」
いつ聞いても安心するこの優しい声が、今は恐怖でしか無かった。
薄暗闇では顔はよく見えないが、真紅色の眼はハッキリと見えた。
それに余計に恐怖を掻き立てられ、意味はないとわかっているけれど手錠を引っ張ってみる。
ガシャガシャ
「逃げようとしてるなんて…、悪い子だなぁ♡」
ゆっくりと近づいてくる。
「躾直しが必要だな」
ボゴォッ
「ゔっ!?ゴホッゴホッ」
「何するんね!」
「…」
急に殴ってきたと思ったら、次は無言で首を絞めてきた。
「ゲホッゴホッ、カヒュー、ナ゛、チ゛ッゲホッゲホッ」
「ハッ、」
首を絞める手を離したかと思えば、急に抱きついてくる。
「ごめん……、ごめんなぁ……ポロポロ」
「これしか愛し方を知らないんだ…ッポロポロ」
それを言われて、イタ王は前に話してもらったナチスの過去を思い出した。
生まれた時から大きな期待を寄せられていたナチス。
その期待は到底、幼い子供なはずのナチスには背負い切れるものでは無かった。
成功してももっと高みを望まれ、失敗すれば暴言・暴力は当たり前。悪い時には熱した鉄で全身をめった打
にされることだってあった。
そんな環境で育ったナチスには「愛」というものが理解できなかったが、親から受けたことを無理やり
「愛」だと認識していた。いや、しようとしていた。でないと自分が壊れそうであったから。
「……ナチ」
徐に口を開く。
「……?」
「こんなioでよかったら愛させてよ。……別にこんな事してもナチの過去が消えるわけじゃないけど、少し
でも楽になってくれたらいいなと思って……。」
「こんな俺でも愛してくれるのか…?」
その声は愛を渇望して飢えていた子供の心からの問いだった。
「愛し方を知らない?これから知っていけばいいじゃん!不器用な愛でも二人が幸せならそれでいいん
ね!」
「だからさ、ね?」
顔を涙で濡らしながら、手錠を取ってくれた。
勢いよく抱きしめてあげる。
「うわっ」
「これからよろしくね?」
今まで見た中でいちばんの笑顔で
「おう!」
と答えたナチスは人生で今いちばんの幸福を噛み締めていた。
終わりです。完結しました!
書き始めた当初からは終わりが少々変わってしまいましたが、初めての作品を無事完結できてよかったで
す!
こんなに読みにくい作品を最後まで読んでくれてありがとうございました!!
多分、アカウントを引き継ぎたいので超🐢投稿になると思います。
コメント
3件
もう最高です😭😭😭いたお優しい…垢停止してるんですか???悲しいです😭こんなにも神作品を生み出しているのに(
ああああああありがとうございます!!!! 死なないでくださぁぁぁぁぁぁい!!誰か救急車を!
くああああ!!!!! 最高でした!腐腐腐…十千もいたぉーも可愛すぎてもう死ぬ(?)