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ゆーすりー
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#カンヒュBL
りた ~伝説のちくわ~
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#そこエビ
そこエビ@暇すぎて滅人
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🌷弟の面会
精神障がい者施設で暮らすティアは、25歳になった。
もうミリアに付き添われなくても、入浴、歯磨きを自分でできるようになっていた。
ティアには弟がいるのだが、ティアと違って勉強を要領良くこなしてきたので、母親から小言を言われることはなかった。
両親は、弟に「おねえちゃんを助けてあげてね」と言い続けた。
ティアと2歳違いの弟が子供の頃一緒にアニメを見ていても、ティアは空想癖を刺激されるが、弟は「なんでそんなふうに登ってんの?階段あるのに」とツッコんで笑っていた。
ティアは弟のそういう知性になりたいと思いながらも、なれなかった。
その弟のカイがティアに面会に来た。
「ねえさん、久しぶり」
ティアに、現実の思考も楽しいのだろうか?と思わせてくれたカイ。
「久しぶり、元気?」
でもティアはカイを理解できず逃げてばかりだった。
「うん、このお菓子ねえさんが好きなやつだよ、お土産」
カイは、辛いスナック菓子をくれた。
「ありがとう、みんなわたしのせいで大変でごめんなさい」
ティアも普通になりたかった。でもティアはどこかおかしい。
「ねえさんだって精神疾患になりたくてなったわけじゃないのはわかってるよ」
カイはそう言ってくれたのだった。
「ありがとう、子供の頃一緒にアニメを観た時、楽しかった、あなたは考えるのが上手ね」
ティアは、本当にカイのようだったら母親とうまくやっていけたのにと思った。
「今のところ、母さんと父さんも元気だよ」
カイがそう言ってティアはほっとした。
こうして、カイの面会は終わった。
「また来るよ」
「ええ、ありがとう」
カイはそう言って帰って行った。
コメント
1件
弟カイの「なりたくてなったわけじゃない」って言葉がすごく響きました…。ティアの「みんなわたしのせいで」って自己否定の気持ちと、それに真っ向から向き合ってくれる弟の優しさの対比が切なくて、読んでて胸がぎゅっと締め付けられました。カイはティアにとって、現実も悪くないかもって思わせてくれる存在なんですね…。静かな回だけど、感情が丁寧に描かれていて心に残りました🤍