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第 二章 後半 。 < あきの悩み 。 >
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行くしかない 。
行くって言っても 、 もう昼 。
放課後 、 放課後前行こう 。
大丈夫 、 大丈夫 、
💚 「 はッ 、 大丈夫 、 っ 、 だいじょ ‥ ぶ 、 」
そう唱えても 、 まだ息が早い 。
走っていないのに 。 荒い
大丈夫 、 あきがいる 、 あきは待ってる 。
放課後前
💚 「 行ける 、怖くない 。 」
すごく足が重いが 、 俺は歩いた 。
ガララララ ッ ___________
💚 「 … っ 、 」
やめて 、 見ないで 。
また 、 また苦しくなる 。
「 あら 、来てくれたの ? … こんにちは 。 」
席に着いた 。
今日のあきはいつものように頬杖をついていない 。
俺の方をずっとみている 。
苦しい 、 息が荒くなってくる 。
はぁ っ 、 はぁ っ 、
いっそのこと 、 また逃げ出したい 。
💛 「 体調 わるそうなので 保健室 行ってきます 」
そう言ってあきは俺をおんぶして保健室まで連れて行ってくれた 。
💚 「 … 、 っ 、 はぁ っ 、 」
まだ息が荒い 、 なんであきがいるのに っ 、
熱もなかったし体調も全く悪くない 。
💛 「 大丈夫 … ? 」
そういってあきは俺の額にふれる 。
💛 「 熱はないな 、 深呼吸 、しよっか 」
そしてあきは俺のマネしてね っ !
と言って深呼吸を始めた 。
そしてやっと落ち着いてきた 。
💛 「 ぷりちゃん ! 俺がいない間に何してたの !? 」
とても心配して色々聞いてくれる 。
連絡アプリで返した 。
💚 ( 痛かったんだ 。 あきがいない間 。
それに 、俺はあきがいない空間が疲れちゃって 。
辛かった 。 全員の声が俺の悪口に聞こえるんだ 。
痛い 、 辛い 、それの繰り返しだった 。 )
💛 「 … そっか 、 辛かったね 、 」
💛 「 でもさ 、 ぷりちゃんがいない1ヶ月間みんな心配してたよ 、 ? 」
俺はその言葉に目を丸くした 。
💚 ( でも 、 みんな俺の悪口言ってて 、 )
💛 「 違う 、 ぷりちゃん 、 深く考えすぎ 。 」
💛 「 本当はあれ 、 心配してくれてたんだよ 」
💚 ( そうなの 、 ? )
自分が間違えていてとても恥ずかしい 。
俺はもう体調は回復したので 、 あきとプールに行った 。
きれいだな 、 プール 。
夕焼けの空がプールに反射している 。
それを見て俺はふと思い出した 。
あきの笑顔はいつも仮面を被っている 。
その理由を探りたかった 。
💚 ( ねぇあき 。 )
💛 「 どーしたの 、 ぷりちゃん 」
💚 ( あき 、 悩んでることないの ? )
💛 「 … ないよ 。 」
💚 ( 嘘は着いちゃダメだよ 。 )
💛 「 … なら 、 ある 。 」
聞かせて 、 と言ったあと
彼は悩みを話し始めた 。
💛 「 昔 、 俺は親に笑うなきたねぇ 、 ってずっと言われてきた 。 」
💛 「 それからずっと 。 笑えてない 。 」
💛 「 ずっとずっと 辛くて泣いた 。 」
💛 「 けど 、 親がいなくなってから 、 泣きも笑いもしなくなっちゃった 、 笑 」
あきは悲しいえみを浮かべていた 。
俺は思わずあきに抱きついた 。
ゆっくり直していこう 。
そういう想いもこめて 、ずっと抱きしめていた 。
💛 「 ぷりちゃん 、 ぷりちゃんも俺の前でたっくさん喋れるように 、練習しようね 」
俺は頷いた 。 あきもだよ 、 と口パクで伝えた 。
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第 二章 後半 。 < あきの悩み 。 > 完