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ウィリアム率いる気球部隊が新政府軍をかく乱している最中、敵艦隊が巨大な火炎砲を発射した。
「ウィリアム、危ない!」
雅也の叫びも届かず、気球の下部が炎に包まれた。
「撤退だ!」ウィリアムが叫び、兵士はロープを使って船へと戻り始める。しかし気球は急速に高度を失い、ついに海へ落下。
炎上する気球を見つめながら、雅也は拳を握りしめた。
「ウィリアム…生きて帰れ!」
新政府軍の士気が高まる中、黒潮軍はさらなる窮地に立たされる。戦場の行方は、依然予断を許さない状況だった。