青side
あれから考えては動くの繰り返しをした。桃くんはこれで強くなったんだ。僕も…「青。ストップ。」「…?どしたの。桃くん。」「今日は終わりだ。」「え?なんでまだ少ししかやってないじゃん。」「…今何時だと思う?」え?9:00から始めたから…10:00くらいかな、「10:00?」「違う、2時だ。」え?「お前、昼飯も食ってないで練習してたんだぞ。青、青はまだ病み上がりなんだ。それなのに、そんなに集中力や体力を使ったら身体が追いつけなくなるんだよ。しかも、それ自分の体調に気づいてないって…「桃くん、ストップ。」「…!紫ーくん。」「確かに青ちゃんは病み上がりなのに頑張りすぎちゃったよね。でも、桃くんも人のこと言えないんだからw2人とも、訓練をするのはやっても、3時間にして、休憩をこまめにとったり、リラックスする時間を作るならそれ以上はやってもいいけど、6時間まで。約束、できるよね?」コクッ僕と桃くんは頷いた。紫ーくんの迫力が怖かったけど、でもそれだけ僕達を心配して言ってくれたことなんだ。守らないと…。「じゃっ、お昼食べよっか。」「え…?食べてないの?」「仕事が終わらなくてねぇ〜、ほら行くよ!」多分紫ーくんや桃くんは僕を待っていてくれたんだろう。申し訳ない。でも、それだけ動いていたときに突然止まってしまったから、目眩がしてきた。「待…って」「よいしょっ。」ふわっと身体が浮いた。どうやら、桃くんが僕を抱えたみたい。「青、飯食えんの?」「 …多分。」「やめとけ。ラップしとくから。」「もう、2日ぐらいは寝とけよ。」「え…、長くない?」「体調が万全のほうがいいだろうが。」「俺、桃くんにもそうしてもらいたいんだけどなぁ…?」「ははっ、それは無理だぜ、紫ーくん。」「やばいときは気絶させるからね?」「うう”ぅっ、それはやばい…」やっぱり、助けてもらうととても安心する。僕は桃くんの腕の中でまた寝てしまったようだ。
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