テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
恋愛だけが全てではないとどこかで理解して
いながら、依存したがる自分に嫌気が差す。
他人軸で生きてきた自分にとって、他者につけ
てもらった評価だけが長所。
1人で生きていくこと自体は別に苦じゃない。
ただ幸せや悲しみを共感できなくなって
心が乏しくなっていくのが、苦しい。
やっぱりカップルばかりだな。
嫌気が差しそう。
そう思いながら街中散歩をしていると、
物凄い女性の声が響いてきた。
「貴方が浮気するからだよね?クズ野郎」
「そうです。俺はクズです…チャンスを…」
「ノーチャンだわ。ばーか。サヨナラ」
彼氏をボコボコに言い負かした彼女と
目が合ってこちらの方へ向かってくるのかと
思ったら通り過ぎて行った。
「あの〜大丈夫ですか?」と彼氏に声をかける
「大丈夫だ。」
「彼女から借りていた香水を代わりに返してくれないか?」
代わりに返すということで、連絡先と香水を
受け取った僕は紙に書かれた番号に電話をした。
今日は散財な1日だったな。