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⚠️ほとんどキャラ喋りません、BL…？、感動系、死ネタちょーーーっと(直接的な表現してません)
この作品はご本人様には関係ありません！！
それを踏まえた上でお読み下さい！！
コメントは伏せ字でお願いいたします！🙇
それでも良い方はどうぞ！！
僕の宝物はこの図鑑。
昔、お母さんからくれた大切な図鑑。
em side
俺の家は、代々伝わる魔法使いの一家だった。
俺も立派な魔法使いになれるよう、小さい頃から沢山訓練を受けてきた。
そんなある日、お母さんにこんなものを渡された。
mm emー！！ちょっとこっちに来なさい
em はーい
em どうしたのー？お母さん
mm emにね、渡しておかなくちゃならないものがあるの。
em ！！
mm これよ。
em …？なにこれ…、図鑑…？
mm これは、人生図鑑。貴方の人生を彩ってくれるものが載っているわ。
mm これから起こるすべての出来事が、この図鑑に載っているの。
em へー…？
mm ふふ、そんな事いきなり言われても分からないわよね。
mm でも、一つだけ約束して？
mm この図鑑は貴方が人生で一番大きな出来事が起きるまで絶対に開かないで。
em うん…分かったぁ…！！
その日から数日後、母は突然の心臓発作で亡くなった。
知らない間に病気になっていたらしく、診察に来なかった事で亡くなってしまったらしい。
初めて聞かされた時、俺は放心状態だった。
まだ小さかった俺はこの現実を受け止めきれずにいたのだろう。
そして、ふと数日前にもらった人生図鑑を思い出す。
「この図鑑は貴方が人生で一番大きな出来事が起こるまで絶対に開かないで。」
この頃の俺にとって、母が亡くなったのは人生で一番ショックで、一番大きな出来事だった
急いで自分の部屋に向かい、棚の上にしまって置いた図鑑を引っ張り出す
そして図鑑をめくると…
何も書いていなかった。
真っ白なページがただただ広がっている。
「一番大きな出来事じゃなかった？」
そんな考えが頭によぎる
ずっと大事に、愛情を込めて育ててくれた母が亡くなったのに？
そんなわけない…！！
だんだんと怒りが込み上げてきて、俺はその図鑑を母の部屋の棚に突っ込んだ。
あんな図鑑嘘だったんだ。何も書いてない真っ白な本。全てのことなんて書いてない。
数年後…
俺は、心から信頼できる仲間が出来た。
一人は、戦争が大好きで、甘いものが大好きな人。
でも誰よりも周りを見ている人。
一人は、食害が大好きで味方最大の脅威と呼ばれている人。
でも誰よりも笑い合える仲間を大切にしている人。
一人は、騙すのが上手くて、話し上手な人。
でも誰よりも努力家な人。
一人は、自分に正直で、とてもうるさい人。
でも誰よりも人に優しく思いやる人。
みんな個性があって、一緒にいるととても楽しいって思えて、
一生で一番の出来事だって心から思えて。
もう一度母の部屋へ行ってみた。
そして、あの日突っ込んだ図鑑を引っ張り出してぺらっとめくってみる
するとそこにはこれから起こること、今まで起きたこと全てがびっしり書かれていた。
人生で一番大きな出来事はあの日起こったことじゃなかった
心から信頼し合える仲間と出会った事だった
ぺらっ
ぺらっ
em ん…？
次のページをめくると、真ん中に一言、こう書かれていた
「◯△⬜︎年◯月△日◯◯の主役は我々だ!結成。」
em ！！、…ふふ笑
俺はますます将来が楽しみになった。
コメント
4件
結成されるのが楽しみだ~！感動系は最高です！
は？天才すぎない？？めっちゃ好きだし、なんならemさん推しだから尚のこと！はわはわしちゃったよ、語彙力が無さすぎて自分にムカつくけど．．．らるさんまじ天才
