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注文をして待っていると、後から「え?」って声が聞こえたんね。
「その声、その気配、伊華なんね、、、、、、、?」
驚いたんね。此処で、伊華に会うなんて予想もしてなかったからなんね。伊華の隣には知らない気配があったんね。
「伊華、お姉さんと一緒に飯を食うといい」
伊華の隣に立ってるのはドールだと、何と無く分かったんね。そのドールは、津炎に似た気配がするから、多分だけど、津炎の妹なんね。確か、独華って名前だった気がするんね。
独華は、iоの隣に半ば強引に伊華を座らせたんね。
「イタ王さん、あんたは俺と一緒に、な」
イタ王様は、独華と相席する事になったみたいなんね。
iоと伊華の間に気まずい空気が流れたんね。iоは、長い事ずっと、言いたかったんね。
「伊華、 ごめんなんね」
「伊華は、ioが伊華の事置いていったの怒ってるんね?」
iоは不安で、声が震えてた気がしたんね。
「ioは、怒ってるよりも、寂しかったんね」
「教えて欲しいんね。どうして、姉さんは、ioを置いていったんね?」
伊華が怒ってないと分かって、安堵した反面、悲しませた申し訳なさが、iоの心をモヤモヤさせたんね。
「理由は、ニつあるんね」
iоはそう言ってから一息ついて、口を開いたんね。
「ーつ目は、連合軍のせいなんね。彼奴等にイタ王様が連れて行かれた時、ioはそのドールとして行かないといけなかったんね」
「ニつ目は、伊華を守る為なんね。もし、あの時、ioが変な抵抗をしたら伊華が巻き込まれる 事になるんね」
「本当に、ふがいない姉で申し訳ないんね」
iоは最後にそう言って頭を下げたんね。
「じゃ、じゃあ、なんで、行く時にioに酷いこと言ったんね?やっぱりioの事嫌いだからなんね?」
伊華の事が嫌い?
「そんな事ないんね!」
iоは感情的になり過ぎるがあまり、席を勢いよく立っちゃったんね。申し訳なくなって、直ぐに座ったけど。
「ioが、もし、死んでも、伊華が悲しまなくて済むように、居なくなってせいぜいしたって言えるように、ioは、あんなことを言ったんね」
申し訳なくて、iоは上を、前を向いて話せなかったんね。