コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
注文をして待っていると、後から「え?」って声が聞こえたんね。
 「その声、その気配、伊華なんね、、、、、、、?」
 驚いたんね。此処で、伊華に会うなんて予想もしてなかったからなんね。伊華の隣には知らない気配があったんね。
 「伊華、お姉さんと一緒に飯を食うといい」
 伊華の隣に立ってるのはドールだと、何と無く分かったんね。そのドールは、津炎に似た気配がするから、多分だけど、津炎の妹なんね。確か、独華って名前だった気がするんね。
 独華は、iоの隣に半ば強引に伊華を座らせたんね。
 「イタ王さん、あんたは俺と一緒に、な」
 イタ王様は、独華と相席する事になったみたいなんね。
 iоと伊華の間に気まずい空気が流れたんね。iоは、長い事ずっと、言いたかったんね。
 「伊華、 ごめんなんね」
 「伊華は、ioが伊華の事置いていったの怒ってるんね?」
 iоは不安で、声が震えてた気がしたんね。
 「ioは、怒ってるよりも、寂しかったんね」
 「教えて欲しいんね。どうして、姉さんは、ioを置いていったんね?」
 伊華が怒ってないと分かって、安堵した反面、悲しませた申し訳なさが、iоの心をモヤモヤさせたんね。
 「理由は、ニつあるんね」
 iоはそう言ってから一息ついて、口を開いたんね。
 「ーつ目は、連合軍のせいなんね。彼奴等にイタ王様が連れて行かれた時、ioはそのドールとして行かないといけなかったんね」
 「ニつ目は、伊華を守る為なんね。もし、あの時、ioが変な抵抗をしたら伊華が巻き込まれる 事になるんね」
 「本当に、ふがいない姉で申し訳ないんね」
 iоは最後にそう言って頭を下げたんね。
 「じゃ、じゃあ、なんで、行く時にioに酷いこと言ったんね?やっぱりioの事嫌いだからなんね?」
 伊華の事が嫌い?
 「そんな事ないんね!」
 iоは感情的になり過ぎるがあまり、席を勢いよく立っちゃったんね。申し訳なくなって、直ぐに座ったけど。
 「ioが、もし、死んでも、伊華が悲しまなくて済むように、居なくなってせいぜいしたって言えるように、ioは、あんなことを言ったんね」
 申し訳なくて、iоは上を、前を向いて話せなかったんね。