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緑 × 水
ほのぼの ( ? )
水 「 うわ、 また 失敗 … 」
緑 「 ほんとに 火事 になるよ … 」
水 「 もー! 緑くんが ずっと 作ればいいのに!! 」
ハイスペ 緑くん に 料理を 教えてもらうも いつも 気づけば 途中で 他のことに 気を取られて 失敗する 水 。
緑 「 だ〜め 、 俺居なくなったら どうやって 生きてくの 、 」
水 「 緑くんと ずっと 一緒に 居れば 良いだけの話やし 〜 ! 」
家政婦のように 言うも 実は 付き合って もう一年以上経つ 。 まあ 緑くんが 居ないと 生きていけないのは ホントの話。
緑 「 全くもう … 、 」
水 「 水 は 家事 できへんから! 緑くん 担当にして! 」
緑 「 それは 俺が 困るんだけどなぁ… 」
水 「 んっふ 〜 、 できない人に やらせるのが悪い ! 」
緑 「 じゃぁ しばらく 離れてみる? 」
水 「 へ、 別れるってこと …? 」
さすがに 言いすぎたか、 なんて思い 思わず 抱きつく 。
緑 「 違う〃 、 俺無しで 暫く 生活してみる? って話 、」
水 「 それ 水に しねって 言ってる …?」
緑 「 家事が できれば 生活 できるって 、」
水 「 絶対! 絶対 嫌 !! 」
緑 「 俺も たまには 休ませて 欲しいな 、」
水 「 … 、 嫌 やから 、 」
そう言われると 水 が 悪いみたいになるじゃん 、
緑 「 じゃぁ 俺の代わりの 人 、 呼んでみる? 」
水 「 やだ! 緑くんが いい … 」
絶対 離さない 、 と いうように つよく 抱きしめる 。 緑くん以外に 代わりなんて 居ないのに。
緑 「 5日間、 1人で 生活 できたら ご褒美 あげる 」
水 「 … 5日間 ? 」
そう聞くと 短いような 長いような 、 そんな 気がして、 でも ご褒美は 気になって 、
水 「 分かった … 、 ちゃんと 休んでな、?」
緑 「 んふ、 ありがとう 、」
こうして 長い 5日間 が 始まった 。
1日目
水 「 緑くん 起きて ー ! 」
寝室に 大声で 入るも 姿が みえない 緑くん。 暫くは 桃くん家に 泊まるんだって。
水 「 よし、 水 えらい! 」
コンビニで お弁当 と お菓子を少々買ってきた 水 。 これで 今日の ご飯は 耐えれる 。
水 「 水 野菜 要らんから 緑くん食べ … 」
いつも 野菜 を 強制的に 食べらさせられる が 今日は 食べなくてもいいのだろうか、
水 「 ちょっとだけ 食べよ … 」
何故か 緑くんの 野菜の方が 美味しく感じた。 ただでさえ 不味いのに 、
水 「 ん 〜 ! 寝れん ! 」
アニメを みて 寝れる気分になるまで 待とうと思うも なかなか 眠気が来ない。 いつも 緑くんが ぎゅーってして 寝てくれるのに 、 人肌が恋しいって こういうことを 言うのだろうか。
桃 「 で、 今どんな感じなの? 」
緑 「 ちょっと… いや、 だいぶ 心配 」
帰ったら 家が ゴミ部屋になってたら どうしよう、 まず 家という形が 無いんじゃないか、と 考えてしまう。
桃 「 俺 も 心配だよ … 」
緑 「 ねぇ 桃〃 、様子 見に行ってくれない?」
3日目
水 「 桃くん !! 」
桃 「 水〜 大丈夫 ? 」
部屋を 見る限り いつもより ちょっと 荒れてるが 問題は 無いらしい。
水 「 大丈夫! 料理は やっとらんし 、 」
桃 「 … とりあえず、 部屋 片付け 手伝うよ」
緑が 帰ってきたら 少しは 機嫌を 悪くしそうだし、 俺も 水が 料理でも したらと 少し 心配なので できる限りの事は する。
水 「 緑くん 電話くらい かけてくれても 良いのに… 、 ね? 」
桃 「 あぁ、 そうだね … 、」
恋人と 5日間 離れると そんな 寂しいものなのか、 同棲も してれば そうなるものなのか。
水 「 ほんっと ケチ! 嫌いだもん! もう!」
桃 「 あぁ そんな 言わないの〜… 」
緑 に 寂しがってるよって 伝えなきゃな、
水 「 明日帰ってくるし 〜 料理 しちゃおっかな〜? 」
卵焼き くらいは 作れるだろうという 謎の自信から フライパンに 卵を ぱか、と割る
水 「あとは かき混ぜるんやっけ、 」
火をつけてかき混ぜると 見事 スクランブルエッグが 出来上がった。
水 「まぁ 食べれれば 問題 ない! 」
お皿に ひっくり返して スクランブルエッグに ケチャップを かける
水 「 水も メイドさん 〜っと 」
味は まあまあ だが 水が 作ったと 思えば十分な 美味しさ。
水 「 … 焦げ臭い? 」
火をつけっ放し に していたのを 忘れて 急いで 台所へ 向かう。 火を消すのと同時に 玄関から ガチャ、と 音がした
緑 「 ただいま 〜… って 、 え? 」
水 「 お、 おかえり … 」
焦げ臭さ が まだ 残る 部屋の中 緑くんと 目が合う。
緑 「 料理… してたの? 」
水 「 卵焼き… ちが、 スクランブルエッグ 作った!! 」
目をぱちぱちと させて 口だけ 動かす 緑くんに ドヤ顔を 見せる。
緑 「 んふ、 すごいじゃん 、 」
水 「 へへ … って なんで 早く 帰ってきたん? 」
緑 「 心配… というより 早く 会いたかったから、かな? 」
水 「 心配 せんくても 火事には なんなかったし!… でも 水 も 寂しかった 、 」
緑 「 … ふふ、 良かった 、 」
緑 「 ねぇ この … スクランブルエッグ 食べてもいい? 」
水 「 うん! 食べて 〃 ! 」
緑 「 いただきま 〜 … ん゛ 、 」
水 「 どう? 美味しい ?? 」
緑 「 甘さ 控えめで 美味しい 、 よ 」
水 「 ぁ … えへ 、 良かった 〜 」
緑くんは いつも 水のために 卵焼きに 砂糖を入れてくれる のを ど忘れしていた 。
緑 「 次からは ちゃんと 俺が作るね、 」
水 「 水も 緑くんのがいい 〜! 」
スクランブルエッグなんて 誰作っても 同じ味なのに ここまで 差が出るなんて 水は やっぱり すごいかもしれない。
飛ばしすぎ × 諦め 、
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