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○○side
今日はいわなべとテレビ番組のお仕事!
この3人でお仕事は中々ないからなんだかんだ楽しみ!
3人でスタジオに入って、共演させていただく方に挨拶をしていく
『あとは……△△さんだね!』
△△さんは今をときめく若手俳優
女性人気も高くて、演技力も評価されている
私もいつかは演技の仕事をしたいと考えているから、△△さんの演技をみて、参考にさせていただいている
渡「そうだな、行くか」
岩本side
3人で△△さんの所へ行く
岩「あの、初めまして今日、共演させていただく、SnowManの岩本照です。今日はよろしくお願いします」
渡「渡辺翔太です」
『如月○○です!』
△△さんはこちらを見ると、すぐに笑顔になって
△「あ!初めまして!△△です。こちらこそよろしくお願いします」
と、丁寧に挨拶してくれる
よかった、いい人そうで
△「○○ちゃん!ずっと会ってみたかったんですよ!」
………は?
こいつ○○のこと下の名前で呼んだ?
こいつら初対面だよな
『え!嬉しいです!実は私も△△さんの演技、参考にさせて頂いてて、』
なんて○○もニコニコ話している
渡「おい、顔に出てんぞ」
なんて言っている翔太も眉間に深いシワが刻まれている
渡「○○、そろそろ時間」
『あ!ほんとだ、じゃあよろしくお願いします』
△「こちらこそ!お互い頑張りましょ」
なんて言って△△はオフショルで出ている○○の肩をポンっと触って去っていった
岩・渡「っっっ?!」
人脈を広げるためにもあまり口を出さないようにしようと思ったけど、もうダメだ
岩「……○○、△△さんには気をつけろ」
『へ、?なんで?』
なんて○○はきょとん、としている
こういう時はホント鈍感だな、
渡「いいから、今日は俺らから離れんな」
『心配しなくても皆さんに迷惑かけるようなことはしないよ、?』
渡「だからあ!!!」
スタッフ「そろそろスタンバイお願いします」
と、声がかかる
岩「あれは○○分かってないな、」
渡「とりあえずどちらかは○○のそば離れないようにしようぜ」
こういう時、翔太は話が早くて助かる
ほかのメンバーじゃ、気にしすぎたって言われるからな
なんとか翔太と○○のそばを離れないようにして、収録も終盤になった頃
俺たちと△△さんがある問題を正解した時、○○の隣だった△△さんがアクリル板を超えてハイタッチをしそうになった
岩「っっっ!」
グイ
『っわ!』
なんとか○○を引っ張り、阻止した
『コソッねえ、どうしたの?』
岩「………なんでもない」
渡「…………」
色々あったが、なんとか番組の収録は終了した
『私、トイレ行ってくるね?』
渡「俺も着いてく」
『さすがにトイレは困るよ笑てか今日ひーくんもしょっぴーもどうしたの?笑』
渡「別になんともねえし!」
岩「とりあえず気をつけて行ってこいよ」
『はいはい笑』
ほんとに分かってんのかこいつ
まぁなんやかんやで○○を送り出して、翔太と楽屋で○○を待つ
渡「なんか遅くない?」
確かにいくら女でもトイレにしては長い気がする
でもやっぱり女だから色々あるのか、?
岩「一応迎えに行ってみるか」
2人で楽屋に出てトイレへ向かう
すると若い男女の声が聞こえた
△「いやあまた○○ちゃんとお会いしたいなあ笑」
『△△さんにそう言っていただけるなんて、光栄です、笑』
○○と△△さんがトイレ前で話していた
心做しか○○も疲れているように見える
……あいつずっと○○引き止めてたのか
『じゃあそろそろ……2人とも待っているので…』
△「あ、この後一緒にご飯食べない?近くに美味しいイタリアンがあって、」
『あー、お気持ちは嬉しいんですけど、またの機会に、』
△「お仕事?」
『いや、今日の3人でご飯食べようかーって話してて』
△「えー、今日くらいいいじゃん!行こうよ!」
『えっ?』
そう言って△△さんは○○の腕を引っ張り出した
俺たちは咄嗟に○○を2人で引き寄せた
グイ
岩「あの、もういいですか」
渡「俺らこれから3人で飯なんで」
△「あっ、えっとすみません。じゃあまたの機会に、笑」
またの機会なんて作らせねーよ
岩「○○大丈夫、?」
『ごめんね、上手く交わせなくてさ、笑』
渡「おまえさ、もっと危機感もてよ」
持ってるつもりなんだけどなあーなんて呑気に歩き出した
『でも3人でご飯行きたかったし、ふたりが来てくれて助かった!』
そう言って○○は無邪気に笑って見せた
そういう無防備なところが俺たちを心配性にさせてるなんて知るはずもないんだろうな