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「 …… え、ここどこ … ? 」
僕が目を覚ますとちょっと不気味な
白い天井に、椅子に座ったまま
髪を乱れさせて寝言を言っている
瓜実顔の女性がいた。
「 んっ…。あ、起きたぁー?
人を呼んでくるから待っててー 」
人…?看護師じゃなくて……………?
しかも、何でこんな所に居るんだ?
僕は頭をフル回転させても
そんなくだらない事しか
考えられないほど
パニック状態になっていた。
「 キャー!!!」「う、うわぁぁぁ…!! 」
外から結構な悲鳴が、窓を貫きながら
鮮明に聞こえてくる。
しかも窓に血ついてるし………。
「 …………それにしても遅いな。
人を呼んでくるだけで
1時間ぐらいかかるか? 」
よし、様子を見てこよう!
僕は勢いよくドアを開けたが
周りに散乱した血の付いた器具がガラガラと
うるさいほど風になびかれていた。
「 あれ?誰もいないのか …?
おーい!誰かいませんかー! 」
「 おっかしいなー…。 」
どうしよう …ちょっとだけど
怖くなってきちゃった………
…… トイレって何処なんだろう?