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【2話】
〈🌸side〉
kgtに風呂に入れと言われ大人しく入ってる🌸
チャポン……
(なんでカゲツのところに来ちゃったんだろ…)
ここに来るまでは 死にたい…消えたい、ずっとそう思っていた。
カゲツの顔を見るまでは……
(カゲツに優しくされて心が軽くなった。 でも…カゲツを利用して、理由話せなくて……)
『っ………(ぐす)』泣
〈kgt side〉
「……」
パサッ
〔🌸なんであんなこと言い出したんやろ……人の気も知らないで…〕モヤモヤ
🌸がお風呂に行っている間、ベッドに腰を下ろし頭を整理するkgt
突然🌸が取った行動に疑問と動揺を隠せない
〔🌸…辛そうやった。俺は🌸の恋人でも なんでもないんに…本当にいいんか?〕
色々思考するkgtだが🌸はあくまで友達…
一度関係を壊してしまえば、それはもう戻って来ない。
ガチャ
脱衣所の扉が開きシャツ一枚の🌸が出てくる…
!!?
「……」
〔それ俺のシャツ…〕
色素の薄い白い肌……
🌸の頬がピンクに淡く染まって、いつも艶やかで綺麗な髪も今は濡れている。
『お風呂ありがとう…』
「うん」
『元着てた服濡れてるから、着替え借りちゃった』
「いいよ…」
自分の服を着ている🌸に耳を赤くしてしまうkgt
🌸から普段使っているシャンプーの香りがする…
甘い匂いとシャンプーが混ざっていつもと違う香りに感じる。
「なぁ…」
『ん?』
「本当に俺でいいんか?」
『……』
コクッ
黙り込んで小さく頷く🌸
お風呂から上がって、染まった頬がさらに濃くなった…
『カゲツがいい…』
ドキッ
一瞬友達であることを忘れてしまいそうになった。
「…」
先までは暗く閉ざされていた 🌸の瞳には、もうkgtしか写っていない…
🌸の熱を持ったその視線に瞳に焼かれる。
「そっか…じゃこっち来て」
確認を取ったkgtが両手を広げ🌸をベッドへ誘う…