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#監禁パロ
雪だるまひとひと💙
676
MIの部屋
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こちらは、こじだて(だてこじ)のエピソードをもとに書いた作品です。
完全に自己満ではありますが、
ぜひお読みいただけたら嬉しいです🫰✨
(文章長め 4800文字)
──────────────
これは、向井康二がSnowManに
加入したばかりの頃の話───────
鳴り続ける音楽。
カウントを刻む声。
「5、6、7、8——!」
揃っていく足音と、息の合った動き。
その中で、ほんのわずかに——
自分だけが遅れている気がした。
鏡に映る自分と、周りのメンバー。
同じ振りのはずなのに、
どうしても身体に馴染まない。
一歩、遅れる。
また一歩、ズレる。
「もう一回いくよ!」
その声に、慌てて頷く。
——でも
周りはもう、できている。
覚えるのが、早すぎる。
当たり前のように踊るその姿が、
眩しくて、遠く感じた。
(なんでやろ…)
(なんで、自分だけ——)
焦りが、胸の奥でじわじわ広がる。
間違えないように、と必死になるほど、
身体は余計に動かなくなる。
気づけば、呼吸も浅くなっていた。
🧡「……すみません」
誰に向けたのかもわからない小さな声を残して、
向井はそっとその場を離れた。
向かった先は、いつもの——廊下。
扉を閉めた瞬間、
張り詰めていたものが、少しだけ緩む。
静まり返った空間。
——ひとり。
その事実が、胸に重くのしかかる。
悔しい。
追いつきたい。
なのに、できない。
その全部が混ざり合って、
ただ、俯くことしかできなかった。
──────────────
向井はひとり、うつむいたまま、静かに鼻をすする。
こぼれそうになる涙を、必死に堪えようとするのに、 うまくいかない。
その時——
エレベーターの音がした。
足音が近づく。
向井は視線を落としたまま。
やがて、その人は隣にしゃがみ込んだ。
♥️「……大丈夫か」
低くて、落ち着いた声。
顔を上げなくても、誰かなんてわかっていた。
宮舘涼太。
何も言わず、そっと差し出されるタオル。
その優しさに触れた瞬間——
🧡「……っ、いつも、ごめん……」
抑えていたはずの涙が、一気に溢れ出した。
うまくできない自分も、
何度もこうして気にかけさせてしまうことも、
全部が、悔しくて、情けなくて。
♥️「謝ることじゃない」
やわらかく、でも迷いのない声。
♥️「もっと、自信持っていい」
♥️「ちゃんと、できてるから」
ぽん、と背中に触れる手。
ゆっくりと撫でられるその感触が、
張り詰めていた心をほどいていく。
——ああ、まただ。
こうやって、いつも。
自分が一番苦しい時に、
何も言わずに隣に来てくれる。
その存在に気づいた瞬間、
安心が一気に押し寄せて——
涙が、止まらなくなった。
🧡「……がんばる……っ」
震える声で、やっと絞り出す。
すると、少しだけ近くで、
♥️「……一緒にな」
優しく、そう返ってきた。
その一言が、胸の奥にまっすぐ届く。
さっきまでの孤独が、少しだけ薄れていった。
気づけば向井は、
宮舘涼太という存在に、
とっくに心を奪われていた。
──────────────
ある日のスタジオ。
音楽が止まったあとも、
笑い声が残っていた。
向井の明るい声と、いつもの笑顔。
数日前、廊下で俯いていた姿が嘘みたいに、
向井康二は前を向いて踊っていた。
その様子を、少し離れた場所から見つめながら
宮舘は、ふっと息を抜く。
……よかった。
自然と、口元が緩んでいた。
一生懸命で、まっすぐで、
場の空気まで明るくしてしまう存在。
気づけば、自分まで笑っている。
そんな自分に、少しだけ驚きながら。
——いつの間にか。
向井康二という人間に、惹かれていた。
──────────────
🧡「だてさん!」
不意に名前を呼ばれ、顔を上げる。
🧡「今日、ご飯行かない?」
少しだけ遠慮がちな、それでも期待の混じった声。
♥️「……いいよ」
短く答えると、
向井は、にこっと笑った。
──────────────
夜ー
向かい合って座るテーブル。
最初は他愛のない話ばかりだった。
どうでもいいことで笑い合う時間。
けれど——
ふとした瞬間、向井の声が少しだけ落ちた。
🧡「……俺さ」
箸を持つ手が、わずかに止まる。
🧡「ちゃんと、できてるんかな」
その言葉に、宮舘は何も挟まず、静かに耳を傾ける。
🧡「みんな、すごいやん」
🧡「ダンスも、覚えるのも早いし……」
一度笑おうとして、でもうまくいかなくて。
🧡「俺だけ、まだ追いつけてない気がして」
ぽつり、ぽつりと、こぼれていく本音。
🧡「空回りしてばっかで……」
🧡「迷惑、かけてないかなって」
その言葉の端々に、
これまで抱えてきた不安と焦りが滲んでいた。
宮舘はただ、急かさずに待つ。
全部、吐き出すのを。
少しの沈黙。
店のざわめきが、遠く感じる。
そして——
宮舘は、まっすぐに向井を見る。
♥️「……康二」
二人は視線を合わせる。
♥️「SnowManに入ってくれて、ありがとう」
静かで、でも確かな声だった。
その瞬間。
🧡「……っ」
言葉にならない何かが、胸の奥から一気に込み上げる。
止めようとしても、止まらない。
ぽろぽろと、涙がこぼれ落ちた。
🧡「…うっ……だてさん…」
震える声。
でも、もう隠そうとはしなかった。
♥️「康二がいると、空気が変わる」
♥️「助けられてるのは、こっちの方だよ」
♥️「康二は、自分のやりたいことをやったらいいんだよ」
やわらかく、そう言い切る。
その言葉が、すとん、と胸に落ちた。
ずっと抱えていた不安も、迷いも——
少しずつ、ほどけていく。
🧡「……っ、俺……」
言葉にならないまま、ただ何度も頷く。
涙は止まらなかった。
でもそれは、もう苦しいだけの涙じゃなかった。
——ここにいていいんだ。
そう、初めて心から思えた。
──────────────
あれから、数年が経った。
気づけば——
こうしてふたりで食事に行くことも、
当たり前になっていた。
仕事終わりに、そのまま流れるように店へ向かう日もあれば、
どちらかの家で、他愛のない時間を過ごすこともある。
特別な約束なんて、もういらない。
隣にいることが、自然だから。
言葉にしなくてもわかる。
互いにとって——
落ち着く場所になっていることを。
メンバーから言われたことがある。
「向井が来てから、舘、よく笑うようになったよな」
自覚は、あまりなかった。
でも、否定もできなかった。
ふとした瞬間に、笑っている自分がいる。
その理由は、考えるまでもない。
番組収録でも——
🧡「だて!!」
遠くからでも、すぐにわかる声。
気づけば、距離なんて関係なく、
当たり前のように隣に来ている。
♥️「……なんだよ、康二」
少し呆れたように返しながらも、
そのやり取りが、どこか心地いい。
テンポよく重なる言葉。
自然と生まれる間。
「芸人か!」なんてツッコまれるほど、
息はぴったりだった。
きっと——
この空気に、簡単に入り込める人はいない。
それくらい、特別で。
それくらい、深くなっていた。
——何度、救われただろう。
あの時、別室で俯いていた向井に、
手を差し伸べたはずなのに。
気づけば、救われていたのは、
自分の方だった。
明るさも、まっすぐさも、
全部。
その存在に、何度も助けられてきた。
だからこそ、思う。
これからもずっと——
心の底から、
そばにいたい、と。
─────────────
——宮舘家。
ソファに並んで座りながら、
向井がぽつりと呟く。
🧡「だてさんってさ、共演者キラーやんな」
♥️「……え?」
少し眉をひそめる宮舘に、
向井は頬を膨らませる。
🧡「みーんな、だてさんのこと好きになるやん」
宮舘はどこへ行っても人に好かれる。
自然と距離を縮めて、
気づけば食事に誘われていることも多い。
🧡「……なんか、やだ」
ぽつり、と落ちる本音。
♥️「……」
🧡「俺だけのだてさんやのに」
その一言に、宮舘は何も返さず——
すっと、向井の肩を引き寄せた。
🧡「……っ」
♥️「嫉妬すんな」
低く、落ち着いた声。
♥️「俺は、お前しか見てない」
迷いのないその言葉に、
向井の顔が一気に緩む。
🧡「……っ、へへ」
♥️「おい」
♥️「それ、言わせるためにやってんだろ」
🧡「ち、違うって!!」
慌てて否定する向井に、
宮舘はくすっと小さく笑う。
そして、そのまま身体を離そうとした瞬間——
🧡「あ、やだ!」
ぎゅっと、強く抱きつかれる。
♥️「いてててて……!」
♥️「強ぇよ」
🧡「だって……」
少しだけ力を緩めながら、
向井はぽつりと続ける。
🧡「最近、なかなか時間合わんやん」
🧡「だから……こういう日くらい」
一瞬、言葉を詰まらせてから。
🧡「……甘えさせてや」
その声は、どこか子どもみたいで。
♥️「……はぁ」
小さくため息をつきながらも、
宮舘の手は、優しく向井の頭に触れる。
♥️「康二」
🧡「ん?」
顔を上げた、その瞬間——
ふっと距離が縮まる。
重なった、唇。
🧡「……っ!」
驚きで固まる向井に、
宮舘は小さく笑った。
♥️「ふっ」
余裕のある、やわらかい笑み。
そのまま、ゆっくりと頭を撫でる。
優しく、何度も。
🧡「……」
向井は抵抗することもなく、
安心したように目を閉じた。
その無防備な姿に——
宮舘は、少しだけ目を細める。
……ほんと、ずるいな。
次の瞬間。
もう一度、そっと唇を重ねた。
──────────────
向井は、宮舘の腰にそっと手を添えた。
引き寄せるようにして——
そのまま、ふたりでソファに倒れ込む。
視線が近づく。
息が、重なる。
唇が触れる。
ゆっくりと角度を変えながら、
深く重ねていく。
♥️「……んっ」
そっと向井の首に腕を回す。
それに応えるように、向井は更に距離を詰める。
触れるたびに、熱が増していく。
🧡「だてさんも……」
🧡「俺のこと、好き?」
♥️「……言わなくても、わかるだろ」
🧡「言葉にしてほしい」
♥️「……」
♥️「愛してる」
静かに、でもはっきりと告げた。
その言葉が、胸の奥に深く沈んでいく。
🧡「……っ///」
向井は何も言えないまま、
ただ強く抱きしめた。
重なる体温。
触れ合う距離。
俺だって——
康二のことが、好きでたまらない。
この先もずっと
当たり前のように、隣にいさせて。
おわり。
コメント
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ぐはぁぁあっ....🫠🫶 この2人にしか出せない空気感、雰囲気、距離!!💞 姉様ありがとうございます😭🙌🙌
こじだてえええて🧡❤️✨️ 二人で絡む時って❤️さんが🧡に加減は分かりつつも遠慮はないっていうか、他にはない仲の良さがあるんだなぁって感じます!🧡が落ち込んでたり一人で暗い気分になってるときはこういう風に励ましてるのかなって勝手に妄想してます💕🫣 めっちゃ好きッ!!
❤️🧡の尊さを完全濃縮した素晴らしい作品でした! ❤️🧡の尊さを完全に理解した!