夜の静寂の中、シーツが微かに擦れる音だけが響く。
照の熱を感じながら、ゆっくりと息を整えようとしていた。
「……大丈夫?」
耳元で囁かれる低い声に、微かに震える声で「うん」と答える。
今さら照れくささなんてない。
お互い、もう大人だし、経験もある。
初めてじゃない。
だからこそ、余裕でいられるはずだった。
なのに。
「っ……!」
照の熱が身体の奥に入り込んできた瞬間、甘い痺れが背骨を駆け抜けた。
何が起きたのか理解する前に、視界が真っ白になる。
「——え、マジ?」
驚いたような照の声。
だけど、からかうような響きはない。
俺は羞恥に耐えきれず、シーツを握りしめた。
「……っうるせぇ……」
ただ入れられただけなのに、情けないくらいにすぐ果ててしまった。
こんなの、今までなかったのに。
照がゆっくりと腰を撫でながら、優しく微笑む。
「……嬉しい」
「は?」
「それだけ感じてくれたってことでしょ」
余裕そうな笑顔に、ますます顔が熱くなる。
「……もう……!」
そう言って腕で顔を隠す俺を、照は愛おしそうに抱きしめた——。
コメント
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だれだ!?笑
え、相手誰か死ぬほど気になります。