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しおり
2,628
#amptak
M z , @ 也
121
3,489
あっと 「はいはい、じっとしてろよー」
なんて言われながら洗面所に連れて行かれたぷりっつ。
濡れタオルで顔と手を優しく拭いてもらい、粉まみれの服をそっと脱がせてもらう。
あっと 「お前は本当に手がかかるなぁ」
なんて口では呆れつつも、その手つきはどこまでも丁寧で柔らかい。
あっと 「ほら、新しい服。腕通せよ」
ぷりっつ 「……ん……ぱぁっ……っ」
お気に入りのダボッとした柔らかいトレーナーと、動きやすいズボンに袖と足を通してもらう。最後に髪の毛に残っていた小さな粉を、あっとの手でポンポンと優しく払ってもらうと、すっかりピカピカの元通りだ。
あっとに鏡を見せてもらって、鏡に映った自分の綺麗な姿に、ぷりっつの瞳がパッと輝いた。
ぷりっつ 「……ぴかぴか……! あっと、ありがと……っ」
あっと 「おう。これでまた元気いっぱいに遊べるな」
綺麗になったことが嬉しくてたまらないぷりっつは、洗面所を出るなりるんるん♪と全身で喜びを表現し始めた。
足を弾ませながら、両腕でピカピカの5人のぬいぐるみをギュッと抱きしめ、リビングへ向かって行進していく。
ぷりっつ 「……ふん……ふん……っ♪」
リビングでは、ようやく床とキッチンの小麦粉地獄を片付け終えたあっきぃ、まぜ太、ちぐさ、けちゃの4人が、疲れ果てて床やソファに転がっていた。
あっきぃ 「はぁぁぁ……やっと床が黒に戻った……俺の腰が破滅したってぇ……」
まぜ太 「マジで粉の掃除は地獄だな……もう当分ホットケーキミックスは見たくねぇ……」
そこに、ご機嫌な足音とともにぷりっつが姿を現す。
ぷりっつ 「じゃーん……っ! きれいになった……!」
ちぐさ 「かわいーーーーーーーっっっ!!!」
ちぐさが叫び声を上げながら、ラグの上をすっ飛ばしてぷりっつの元へスライディングしてくる。
ちぐさ 「見てけちゃ! あっきぃ! まぜたん! ぷりちゃんがるんるんで歩いてる!! 天使だよ!?!?」
けちゃ 「あはは! 本当だ、お着替えしてご機嫌さんだねぇ! 髪の毛もふわふわになってる~!」
まぜ太 「さっきまでのドタバタが嘘みたいに爽やかだなオイ! さすが俺たちのアイドル……っ」
あっきぃも腰の痛みを忘れて飛び起きると、ぷりっつの目の前でかがみ込み、両手を広げた。
あっきぃ 「ぷりちゃんー! お着替え大成功おめでとう! 抱っこさせてー!」
ぷりっつ 「……あっきぃ、だっこーっ!」
ご機嫌なぷりっつは躊躇なくあっきぃの胸の中にトスッと飛び込んでいく。あっきぃは「ぐふっ」と幸せそうな悲鳴を上げながら、ぷりっつを高い高いするように持ち上げて、グルグルと部屋の中を回り始めた。
あっきぃ 「たかいたかーい! ぷりちゃん、ご機嫌いかがですかー!?」
ぷりっつ 「ふふっ! たかぁい……っ!」
部屋中に響き渡る、ぷりっつの鈴が鳴るような高い笑い声。
一時期は声すら失い、誰かが近づくだけで恐怖に震えていたあの姿は、もうどこにもない。
あっとが洗面所から遅れて戻ってくると、壁に寄りかかりながら、あっきぃに抱っこされて楽しそうに笑うぷりっつを、満足そうに眺めた。
あっと 「騒がしいのは変わらねぇな。……でも、まぁ……静かなよりはずっとマシか」
けちゃ 「ふふっ、あっちゃんも嬉しそうな顔しちゃって。一緒に着替えさせてあげて満足した?」
あっと 「……べつに。あいつが一人で着替えられねぇから手伝っただけだし」
照れくさそうに顔を背けるあっとを見て、ちぐさとけちゃが「はいはい、素直じゃないねぇ」とクスクス笑い合う。
あっきぃに降ろしてもらったぷりっつは、息を弾ませながら、今度はテーブルの上に置かれた『綺麗になった5人のぬいぐるみ』を順番にトントンと叩いた。
ぷりっつ 「あきぬい、まぜぬい、ちぐぬい、あとぬい、けちゃぬい、!」
ぬいぐるみたちにも、自分が綺麗になったことを自慢するように見せびらかしている。
まぜ太 「ぬいぐるみたちも『ぷりちゃん良かったねー』って言ってるぞー!」
まぜ太が自分のぬいぐるみを手に取り、裏声で可愛らしく声をあててみせる。
まぜ太 『ぷりちゃん、お着替ええらかったねぇ! 僕とも遊んでくれるー?』
ぷりっつ 「……うんっ! あそぶー!」
ぷりっつはまぜ太のノリノリな人形劇に大喜びで、自分の抱えたあっきぃのぬいぐるみを使う。
ドタバタだった朝のパニックはどこへやら、リビングは今、世界で一番温かくて、愛に溢れた笑顔で満たされていた。
ちぐさ 「ねぇねぇ! お掃除も終わったし、着替えも完了したし! 今度こそ、昨日約束したゲーム大会やろーよ!」
けちゃ 「いいね! 勝った人は今日のおやつのぷりんのトッピングを盛り付ける係に任命します!」
ぷりっつ 「ぷりん……!? つくる……っ! おれが勝ってみせんでっ!」
あっきぃ 「おおっ! ぷりちゃんやる気満々だ! 俺も負けないぞ〜!」
ゲームの準備を始める仲間たちの真ん中で、ぷりっつはぬいぐるみたちをギューッと抱きしめながら、また「ふんふん♪」と鼻歌を歌っていた。
最近コメント少なくて萎え
別の話はあんまりリクエストきてないし
こっちを読んでくれてる人はR系は読まないのかな
前の新作の話、結局流れちゃったけど見たい??
みんなコメントしてよ
コメント
7件
pr受けは見てます…((
あのさぁ、ほんとprちゃんメロ男まじかうぃいい 俺も最近低迷期…。
めっちゃ良かったです! 制限の関係で、他の作品はあんまりみれてないんですけど、見たらコメントします! 次回も待ってます!