注意
ご本人様無関係
zmemメインのお話
地雷さん回れ右
軍パロ
それでもいいよって方はどうぞ‼️
em side
我々国を後にした私たちは、山の中を歩いていた
今日は、運もよく快晴だった
任務をしない私にとって、体力のいる任務は、とても疲れる
山の奥に入るにつれて、空気が薄くなる
em「スーーハーー、、ゴホッゴホッ」
息がまともにできない
やっぱり、任務を受けるんじゃなかった
zm「おい、エミさん?大丈夫か?」
ゾムさんがそう言って私の背中をさする
em「ゴホッゴホッ、ゾム、、、さん、、、」
さすってくれても、息はしにくい
zm「どっか座るか?」
ゾムさんの言葉に、私はコクコクとうなずいた
em「うわっ」
急に、足の力が抜けて、その場に座り込む
zm「エミさん?」
ゾムさんが、座り込んだ私をおんぶする
em「ゾム、、、さん、重い、、です、、、よ、、、」
そう言って、私は意識がプツンときれた
zm side
エミさんが、急にしゃべらなくなった
zm「エミさん?聞こえてるか?」
そう聞いても応答はなく、ちらっと後ろを見ると、青ざめた顔でぐったりと寝ているエミさんがいた
無理してきてたんか、クソッ
どっか、寝転べるところに寝かせないと、、、
歩く足をはやませ、数分歩いた
そこに、大きな洞窟があった
zm「ここで寝かせるか、、、」
俺は、おんぶしていたエミさんをそっと、洞窟の壁にもたれさせて座らせる
石の上に、毛布をしいて、エミさんを寝かせる
そして、エミさんに、もう一枚毛布をかけた
苦しそうなエミさん
zm「早く気づければよかった」
普段から、任務してないって言ってたもんな
zm「食料調達してこよ、あ、あそこに鳥が、、、」
鳥を見つけた俺は、近くにあった石を、鳥に向かってブンッと投げる
石は鳥に当たり、木上から鳥が落ちていた
落ちてきた鳥を、近くにあった川で洗った
俺にとって、生き物を殺すということには抵抗はなく、ご飯がもらえていなかった子供の頃は、自分達で食料を調達しなければならなかった
そうやって、生き延びることしかできなかった
鳥を、食べれるように羽をとったりして、近くにあった木を集める
zm「グッ、よし、ついた」
木に火をつけ、鳥を焼く
em「ん、、、」
エミさんの方から声がした
寝ていたエミさんは、ムクリと体を起こしていた
em「ここは、、、?」
エミさんは、さっきの青ざめた顔と違って、結構大丈夫そうな顔をしていた
よかった、、、
zm「エミさん、大丈夫か?急に倒れて、、、」
俺の言葉に、エミさんはうなずく
em「そうなんですね、すみません、ありがとうございます」
俺はうなずく
zm「いいぜ、全然、俺ら、仲間だからな」
自分でいうのもなんだけど、仲間ってはじめてできたからな
惨憺国では、ひどい扱いを受けてたし
俺たちはモノとして扱われてたからな
いいや、今は忘れよう
今は仲間といるんだ
過去のことは忘れたい
でも、、、
裏切るって、こんななに、、、つらいんだな、、、
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