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めんだこ
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荷物持ちは武器を背負う
ベルグの屋敷
おじさんが歩く度にコツンコツンと音がする。とても上品な靴と床なんだろうか。そう思った。
それにしてもどこに向かっているんだろう?
「あの、。?」
「おっとまだ名乗ってませんでしたな。私はここの使用人をしております。セウントスと申します。」
「ああはい。私はノストと言います。」
「あああのノストさんでしたか。話は聞いておりますよ。よく世話になって大変世話になったとか」
過大評価だよそれは
「いえいえそんな事は」
「貴方の話をベルグ様から聞いております。大変立ち回りが良いのだとか」
「……過分な評価と言うやつですよ……」
「ふむ。左様ですか。」
おじさんは何かを言いたそうな態度で、だけど何も言わずに目的地まで無言でいた
「ここにお入りください。」
誰かの部屋なのは分かるけどここってもしかして、。そう思っているとセウントスさんは
「ここはベルグ様の私室にございます。今から旦那様と奥様をお呼びしてまいりますのでここでお待ちを。」
バタン!とドアが閉まる。シャンデリアにベッド。床は何か敷かれていてとても上品な印象だった。
ここベルグさんの私室〜!!!???
いや待合室とかあるでしょ多分だけど!何故に私室??わからん、。
しばらくしているとコンコンコン。とノックが聞こえる。
「入るぞ」
貴族的な何かのやり取りなんだろうか?ごめんなさい分かりません!
「あっはい!」
なんて間抜けな挨拶だろうと我ながら思う
中に入って来たのは上品な貴族っぽいお上品なものを身につけた男女だった。そういえば旦那様と奥様を呼ぶって言ってたっけ
「私はベルグの父親のアイゼルと言う。コチラは私の妻のディアだ」
「よろしくね」
「よろしく…?」
その辺にあった椅子に座って話を始める。と言っても私が出来るのは形見とかベルグさんの死亡報告くらいしかないんだけど、。
「荷物持ちが来てベルグが来ないという時点で察しはついている。その荷物の中を拝見しても良いか?」
遺体とボロボロの武器防具を見たいと???
「あの、言いづらい事なのですが大丈夫ですか?」
「良い。申せ。後からレジーナ嬢の両親も来るからな」
はいぃ??!!あぁでもいちいち家々を回るよりかはいいのかな、??気を使ってくれたのかな?分かりません誰か教えて!
「中にはギルド「白銀の剣」のパーティー全員の遺体と破損した武器防具が入っています。それでも見ますか?」
「……頼む」
頼まれたら出すしかない。私はリュックに手を突っ込んで一つ一つ遺体や破損した武器防具を出していった。
あの時武器を持つ事を選んで戦いに参加していれば皆は無事だったのかな、。そんな思いばかりが私を責める。いや、コレは私への罰なんだろう。
「これで全部です」
「……そうか。分かった。」
ベルグのお父さんとお母さんはベルグの遺体を抱いて泣いていた。使用人達も集まってそれを見て泣いていた。
私はどんな風に泣けば良いんだろう。見殺し同然にしてしまった私はどんな風に泣けば良いんだろう。教えて欲しい
しばらくしてベルグの父親から
「済まなかった。つい取り乱してしまった。そうかこんな馬鹿者の為に頑張っていてくれたのか、。ありがとう。」
なんて?
「私からもお礼を。ありがとうございました、。」
どうしてお礼を言うの?息子を返せ!って言うんじゃないの?変だよ!おかしいよね??どうして?
「ベルグの馬鹿は最後に何か言っていたか?」
思い出すと目が濁って来そうになる。だから目をつぶって
「「この紙をお前に託す」って言ってました」
血で汚れない様にズボンのポケットに入れたからか、クシャクシャだった。
それを読んだベルグの父親はとっさに
「セウントス!リリー家に見た事とこの手紙の事を伝えよ!」
なんて書いてあったんだろ?とりあえず大事なのは分かるからこれでお暇したいなぁ、。
「あのぉ。私他の2人の所にも行かないとなんですけど、。」
するとベルグ父は何やら考えながら
「分かった。だが相談させて欲しい事がある」
「なんでしょう?」
「破損した武器防具を全てコチラによこせ」
え?
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