※アメロシ、ロシアメのどっちかです。どっちでもいいです
※ちょっとメンヘラなアメリカが出てきます(ちょっとじゃないかもしれない)
※サバサバ系ロシアです
🇺🇸「どこに行くの、ロシア。」
🇷🇺「…ああ、ちょっと中国のとこに。」
🇺🇸「…行かないでよ。」
🇷🇺「………すぐ帰るから」
俺はロシアが大好き。
過去に対立していた?
そんなのは関係ない。
俺はロシアが好きなんだ。
でも、ときどきロシアは俺を邪険に扱うときがある。
そして毎度、どうして?と問う。
しかし答えは沈黙だ。
俺はこんな対応をされるとものすごく悲しくなってくる。悲しみとともに、苛立ちも沸いてくる。
なんで、どうして。ロシアは、俺が嫌いなのか?
邪険に扱われたりでもした日には、眠るその瞬間までそのことを考えている。
だからその夜、ロシアの家に行って問い詰めることにした。
🇷🇺「…ただいま」
🇷🇺「……うわっ!なんでうちにいるんだよ」
🇺🇸「ちょっと、ききたいことがあるんだ。」
🇷🇺「家にまで来るなって…」
🇺🇸「………」
🇺🇸「なあ、なぜ冷たいときがあるんだ。俺はなにかしたか?」
🇷🇺「はあ?」
🇷🇺「そんなこと知らねぇよ。冷たいときなんてあったか?」
🇷🇺「帰ってほしいんだが」
🇺🇸「…そっか、ロシアはそう思ってたのか。」
🇷🇺「ああ。」
🇷🇺「…」
🇺🇸「前にも俺に家へ帰れと言ったときも」
🇺🇸「無視したときも」
🇺🇸「俺だけ避けて他の奴と喋っていたときも」
🇺🇸「…全部、冷たくないって言うんだな。」
🇺🇸「なあ!!」
涙が溢れた。今までの分の、耐えてきた涙が。
俺はこんなにも愛してるのに、なんでロシアはそんなに冷たい?
🇷🇺「はぁ。」
🇷🇺「お前、めんどくさいよ。」
🇺🇸「……えっ。」
🇷🇺「外に出るたび行かないでだの戻ってきてだの、しつこいんだ。」
🇷🇺「それこそお前が言った家に帰れと言ったのも、無視したのも、他の奴と喋るのも、全部お前のせいだよ。」
🇷🇺「今回も家にまで来ただろ!そういうところだ。」
そんな…。
🇺🇸「……なんで?」
🇺🇸「俺は…ロシアを心配してただけなのに」
🇷🇺「こんなの心配じゃない。」
依存だよ
🇺🇸「依存じゃない…そんなわけない」
🇺🇸「心配してるんだ。」
🇷🇺「心配ならなんで家にまで来るんだよ!?」
🇷🇺「そんなの依存以外に何がある!」
ちがう、ちがう…
俺は、依存なんかしてない
🇺🇸「ちがうちがうちがうちがう…ちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがう…!!」
俺は頭を抱えながら、そう呟いていた。
🇺🇸「はぁっ、はぁ。はぁ…」
しかし時間が経つと、なにか吹っ切れた。
プツンと糸がちぎれたようだ。
溢れ出ていた涙は、さっきのが嘘のようにピタッと止まった。
🇺🇸「もう、いいや」
その言葉と同時に、自分はカバンの中にあったはずの護身用の銃を握っていた。
🇷🇺「……おい、なにするんだ」
🇷🇺「おい…」
ロシアは小さな声でそう言った。
ロシアの顔は、静かな涙を流した美しい顔だった。
🇺🇸「…ごめん」
引き金を握りしめた。
その瞬間、花火のような音が鳴り響き、夜は終わった。
コメント
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ドロドロ神ですね(?)