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#僕のヒーローアカデミア夢小説
ねこなさま🩷🎀@ペア画中
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次の日。
愛音は授業受けながら、 ぼーっとシャーペン回してた。
特に寝不足なわけでもないのに、 なんか頭働かない。
「愛音聞いてるー?」
友達に肩つつかれて、 愛音は「あ、ごめん」って笑った。
昼休みになると、 友達たちは恋バナ始める。
隣のクラスの誰がかっこいいとか、 インスタ返ってこないとか。
愛音はジュース飲みながら、 適当に相槌打ってた。
「愛音って好きな人いないの?」
急に聞かれて、 愛音は少し考える。
「いないよ」
「えー絶対モテるのに!」
「ないない」
笑って流す。
本当にいなかった。
クラスの男子と話すことはあっても、自分から深く関わることもなく、相手から来てもどうしていいのか分からなくなってしまうから。
それだけ。
放課後。
愛音はスーパーの袋提げて、 住宅街歩いてた。
叔母に頼まれた買い出し。
卵安いスーパーまで行かされて、 荷物がちょっと重たい。
角曲がった瞬間。
誰かとぶつかった。
「わっ」
袋が傾く。
卵落ちそうになるのを、 相手が咄嗟に掴んだ。
「……危な」
低い声。
愛音は顔を上げる。
陽翔だった。
愛音は少し目丸くする。
こんな時間に 普通にスーパー帰りしてる愛音、 なんか想像と違った。
愛音はすぐ笑う。
「また会ったね」
陽翔は卵持ったまま、 少し眉寄せる。
「お前ぼーっとしすぎ」
愛音が笑いながら袋受け取る。
その時。
袋の中が 少し見えた。
安い豆腐。
特売のもやし。
カップ麺。
陽翔は何も言わない。
でも愛音は すぐ袋を閉じた。
「今日はちゃんと帰ってる途中だよ」
少し得意げに言う。
陽翔は小さく鼻で笑った。
それがなんか、 ちょっとだけ嬉しそうに見えて、 愛音はまた笑った。