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↓本編です
sr:残るは…あれだけか。
目線の先には、黒いオーラを放つ男がいた。
男:っ…、鏡を…鏡を割れ!
側近:ボス!
男:はやく…取り返しがつかなくなる前に!
男が叫んだ瞬間、鏡からとてつもなく大きな黒いオーラが一気に溢れ出し、男にまとわりついた。
男:ぐぁぁぁぁぁっ!!!!
hb:なんだ!?
男?:やっと出て来られた…。ずっと、ずっとこの時を待っていたわ…。
側近:お前、ボスじゃないだろう?
男?:いかにも。私はカグラ。この鏡に封じ込められていた怨霊だ。
kn:封じ込められていた?
カグラ:ええ、そう。私は昔、1人の巫女と戦った。その戦いに敗れて力のほとんどを奪われ、鏡に封印された。その力は強力で、封印を破ることは出来なかった。だが、秘宝の力をこの鏡に封印させることによって、少しずつ力を蓄えた。そして今!こうして力を取り戻した!
ng:そうやって、人の弱みに漬け込んだと言うことですか。
カグラ:そうだ!こいつは私の依代としていただいた!こいつは良くやってくれたぞ、どんどんと私に力を与えてくれたのだから!
側近:くっ…なん…だと…
sr:つまりお前は救いようのないクズってことでOK?
kn:聞くまでもないでしょ、クズだよ。やるよ、みんな。
hb:りょーかい、なるべく本人の体は傷つけないようにしよう。
ng:わかりました。でも、いざとなれば殺す覚悟を持っておきましょう。
sr:おっけー
セラフと奏斗は武器を構え、アキラと雲雀は一歩下がってサポートの体制に入る。
セラフがカグラに切り掛かり、奏斗が援護するが、ひらりとかわされてしまった。
sr:チッ…なかなか強いな…
kn:ここからだとセラに当たりそうであんまり撃てない…
ルーク:(もしもし、聞こえる?言っとくけど、この力は守るだけじゃないからね。遠隔の盾にとある効果をつけられるんだよ。)
ng:(…なるほど!)
ng:奏斗!今から私が盾を出すので、それを撃って下さい!
kn:…?わかった!
アキラが展開した盾を奏斗が撃つと、それが反射し、カグラに命中した。
カグラ:なにっ!?小癪な…
sr:ナイス、奏斗!
その隙をついて、セラフがカグラを切りつけた。
カグラ:この程度で私を倒せると思うなよ!
kn:これだけじゃダメか…
ng:何回もこれをやるしか…
セレーネ:(渡会さん、聞こえますか?”鎮魂歌”の普通の力では、あれだけの濃度の悪意は浄化しきれません。)
hb:(じゃあ、どうしたら…)
セレーネ:(先ほど覚醒した力なら浄化できます。今までのものは、力が波のように拡散していましたよね?それを一点に集中させて、一気に浄化できるはずです。 )
hb:(そんなことが!?)
セレーネ:(それをするには、ただ「その人のために歌う」ことです。)
hb:(わかりました、やってみます。)
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今回はこの辺で終わります。
変なところで切ります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
たくさんの♡もありがとうございます。
また次回お会いしましょう。