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???「それでは次は私から次のゲームの司会をさせていただきます。GMの0仁(れいじ)です」
甲高い声からさらに高い声に変わる。
0仁「花崎・工藤・佐藤の中に本件と関わりのない者が潜んでいます。さあ探してください。時間は無制限。どれだけ探してもらって構わないです。そのかわり、反逆者は必ず探してください。私からの条件は以上です」
0仁はそう言い放つとそれ以降話さなくなった。
最初に口を開いたのは佐藤だった。
佐藤「それぞれ職業やらを話していきましょう。僕は無職です。いいところがないか探しているところですね。最近はよく友人と飲み交わしていますよ。全て友人の奢りですがね」
花崎「は~ん。つまらねえな。おめえってばよお。もっと楽しい話しようぜ」
佐藤「それで言うと?」
花崎「俺あ半グレで金稼いでいるがおめえはどう金集めしてんだ?」
佐藤「生活保護と貸してもらってます。いつか返すといってね」
花崎「はは。罪なやつだな」
佐藤「よく言われるものです」
工藤「というか花崎さんってどのような半グレを?」
花崎「よく薬物を売買してっかな〜まああとは暴力団をボコしに行ったりな」
佐藤「本当ですか?」
花崎「ふうん。俺を疑うんだな。俺あおめえを信用してたのによ」
佐藤「まずそんな事して裕福だったらここには来ていないですよね?」
花崎「ゆったろ?俺あ興味本位だって」
佐藤「そうですか。じゃあ僕から一言。君の正体はすでに知っています」
花崎「ほおん。言ってみろよ」
佐藤「潜入捜査官の水瀧碧斗(みずたきあおと)。僕にかかれば余裕ですよ」
花崎「へえ〜それこそおめえはなにもんなんだよ」
佐藤「僕ですか?僕は日本の情報屋木橋幸太郎(きばしこうたろう)です」
工藤「じゃあ私以外の貴方方が反逆者じゃないですか!0仁さん!」
0仁「………」
佐藤「工藤さん。僕にはちゃんとした理由があるんです。ここへ来た理由が」
工藤「そんなの関係ないですよ!反逆者は反逆者!」
花崎「じゃあ情報屋さあん。あんたは俺の何を知ってるんだい?」
佐藤「……」
花崎「わかんねえと意味ねえだろ?」
佐藤「………」
花崎「じゃあ教えてやるよ。俺のこと。そっから裏切り者を探せ」
工藤・佐藤「…!」