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コメント
4件
もうほんと面白い笑笑 わちゃわちゃさいこー!!!✨✨✨

「絶妙な登場だね、目黒。いらっしゃいませ」
「あっ、めめ久しぶり~。だてさんが美味しいお料理作ってくれたから、一緒に食べよ」
「おーっす!イイとこに来たじゃん、蓮」
「め~め~…相変わらずおっとこまえやなぁ。ちゅーしてええ?ちゅ~~♡」
「ちょ、ちょっと康二っ!あ…えぇと、会えて嬉しいよ、めめ」
「……お邪魔します。何から突っ込もうかな…取り敢えず、康二はなんでそんなに酔ってるの?」
「きゃはは!なんかね~、追う愛と追って来る愛がこんがらがって、お酒に逃げちゃったんだぁ。可愛いよね」
「他人事みたいに言いなや、ラウぅ!誰のせいや思ってんねん…なぁ、めぇめ、ちゅ~して慰めて♡」
「遠慮しとく。で?……阿部ちゃんと佐久間くんは何してんの」
「ひっ……!?」
「即答酷いわぁっ!!だーてぇ、もう一杯っ!」
「はい、お冷。…目黒さ。阿部が固まっちゃってるから、座って落ち着きな」
「………うす」
宮舘はすかさずミネラルウォーターを注いだコップをカウンターへ置き、俯瞰で面々を眺めてみる。
先ずは向かって右端から。頬杖を付き愛おしげに向井を見詰める、余裕綽々なラウール。ありがとうなぁ、と言いながら酒だと思って水を飲む向井は前後不覚一歩手前。肩から離した掌をフリフリ振って眉尻を下げる阿部に、佐久間はわざと腰を深く抱き寄せ挑発的な目線を目黒と交わし合う。向けられた目黒は能面のように端正な面持ちを崩さない。が、阿部の竦みようから怒っているのだろう。やれやれだ。
『楽しい夜はまだまだ続きそうだね』
自分用のウイスキーで舌を湿らせ、ひっそり心中で微笑んだ。
「何って、阿部ちゃんと仲良くしてるだーけ♡てか座れって、後ろに立ってオーラ放ってたら阿部ちゃん可哀想じゃん」
「…へぇ。じゃ、俺も仲間に加えさせて貰います。佐久間くん、座るから其処譲って」
「はぁっ?他座れよ、いっぱい空いてるだろ」
「あっ…~じ、じゃあ俺が譲るよ。佐久間、ほら離して……ラウ、隣いい?」
「もっちろ~ん!阿部ちゃん、乾杯しよ♡」
「うん…かん、ぱい?」
バチバチ。そんな効果音が聞こえそうな目戦は、阿部の空回りした気遣いで幕を閉じた。悪気は全くないであろう阿部がグラスを掴み、佐久間の抱擁から抜け出してラウールの隣に落着する。笑いを噛み殺す一人と困惑気味な一人とのおかしな乾杯を、無言の二人が見守った。
そのまま空いた席へ腰を落とす目黒。佐久間が眉を跳ね上げる。
「…座んのかよ。阿部ちゃんの隣行かなくていいの?」
「椅子に阿部ちゃんの温もりが残ってるから。そう言う佐久間くんこそ行かないんですか?」
「イケメンじゃなきゃ、なセリフだな。ん~?ん~…行ったら阿部ちゃんまた移動しちゃうからねぇ。止めとく」
「…なんだ、佐久間くんも阿部ちゃんのこと良く分かってるんだ」
「うーーっわ、旦那のマウント来たコレぇ!あのさぁ、蓮。前から言いたかったけど、嫁ってのは一人だけのモンじゃないんだって!」
「マウ…ント?えっ…はい?いや、俺にとって嫁は阿部ちゃん一人なんで。嫁が何人もいる佐久間くんとは違うって言うか」
「話ズレてんだろっ!?そうじゃなくて、嫁を独り占めすんなって言ってんの!」
「佐久間くんもめめも騒ぎ過ぎ。そんな事ばっかり言ってると、二人ともボクが貰っちゃうよ~♡うふふ、両手に花ぁ♡」
堂々巡りを収めようと口を開き掛けた宮舘へ目配せを送り、代わりに引き受けたラウールが伸ばした長い両腕で向井と阿部の肩を抱き寄せた。途端にピタッと止む喧騒。幸を奏したかと思われたその時、泣き叫びが店内につんざいた。
「ラーーウっ!なんやぁ、俺より阿部ちゃんがいいんかあぁっ!!こんの浮気もーんっ!!」