太陽がジリジリと照らす中、あっちこっちに移動で今日は大忙し
楽屋を出れば、誰かしらは動画を撮っているし、可愛い後輩たちが「写真いいですか?」なんて目を輝かせてくる。
なんて言ったって今日は…
仁『今年も始まったかぁー…エビライ』
勇「なー」
今年のエビライは、M!LKでのYouTube企画でキッチンカーの用意や、前日まで行っていた個人の活動など、いつも以上に忙しかったなか迎えた。
そのせいか、本調子ではない身体で運ぶ脚が重い。
それでも今は、エビライ前日リハの最中であり、何故か俺の右手にもカメラを起動させたスマホが…
__っよし、、とりあえず手始めにアイツらのとこ行くかー
重たい腰を上げて向かった場所は
仁『失礼。』
洸「あれ、よthだじゃん!!」
和「YouTubeっすか?」
EBiDANの中でも関わりが深いスパドラの楽屋。
特に古川毅とは同級生で、、、
楽屋には生憎全員は揃っておらず、洸希、和哉、そして毅のみだった。
仁『そうそう。スパドラの楽屋入ってこれんの俺くらいかなーって笑…ってまぁ、ちょっとリハ風景をね。どう?エビライとうとうきたけど』
毅「そうだねぇ…まぁ、今日も吉田仁人には負けねぇぞって感じで。」
仁『笑笑いつも言ってんなそれ』
洸「俺も誠心誠意尊敬の意を持って、マイクは親指と小指で支えたいと思います。」
和「笑笑笑」
仁『お前っ笑笑』
洸「みなさん見ててください。」
仁『笑笑あ、そういえばM!LK、キッチンカー出してるから』
和「行ってきました」
仁『あ、ほんと?ちなみに何食べた?』
和「かき氷食いました」
仁『かき氷かー笑笑ちょっと企画でね、今回各々キッチンカーのメニュー用意して』
毅「あ、そうなの?」
仁『そうそう。…はい、笑ってことで以上スパドラでしたー』
洸「こんなんでいいのかよ笑」
なんとか、1グループ目の撮影を終えたが、気の置ける友達であれど、少し深いため息がこぼれた
和「どうしたんすか」
仁『え?あぁちょっと最近忙しかったからさ、笑笑身体のだるさが抜けなくて』
和「引っ張りだこっすもんね。なんだっけ、シャッターじゃなくて」
仁『カーテンな』
体調崩している時特有の頭がガンガンする感じ…
我慢できる程ではあるが、気付いたら眉間に皺が寄ってしまう。
毅「…仁人体調悪い?睡眠不足なのは知ってるけど、顔色悪いぞ?」
仁『ん〜…良くはないだろうけど、悪くもない』
毅「…そ,,寝れる時寝とけよ、」
なんて言いながら、俺の頭に優しく手を置いた。
こいつ無意識にやってんのかな…
だとした罪深過ぎんだろ,,
好きになんじゃんこんなんされたらさ,,,
仁『…うん。』
洸「…え、?笑めずらし笑」
和「デレることあるんすね笑笑いつも敵意剥き出しなのに笑笑」
仁『それはお前らな』
彪「何話してんすかー?」
洸「なんかめずらしくよthだがデレた笑笑」
彪馬「え!?なになにそういう感じ?笑笑」
仁『どういう感じだよ笑心配してくれてんのにいちいち茶々入れるほど俺の心は狭くないわ』
毅「心配はしてない…」
仁『あ、してないんだ。』
和「笑笑笑」
洸「ほんと俺らのこと好きっすね笑笑」
仁『いや、逆な?』
毅「好き,,ではない…」
仁「あ、好きじゃないんだ。」
彪「笑笑笑」
仁『はいはい、嫌われ者は帰りますよ。またー』
自分たちの楽屋に戻っている途中、どうもさっきの毅の言葉が気にかかった。
"好きではない"
本心なのか
はたまたその場のノリだったのか…
なんてあんな一言を気にかけてバカすぎんだろ、笑
結局舞い上がってたの俺だけか,,
飯に誘うとか、ちょっとボディータッチ増やしてみるとか、らしくないことしてたけど
全部水の泡かよ…
ってか、嫌いなやつからなら…。
嫌だっただろうな,,
あぁ〜あ。
頭痛ぇ…
to be continued…
コメント
1件
つよじん大好きなのでめっちゃ嬉しいです!!続きも楽しみに待ってます!!