変人神様、旅人に付き纏う 原神

なんてあったがそのあとは普通にご飯を食べてちょっと休憩した後に私達はスメールの中の探索を開始

まだ行ったことのない砂漠地帯の方に1回足を踏み入れて砂漠地帯を収めている神にちょっと文句を言いに行くのが目的だ

ま、私が脅して直ぐに片付けたんだけど

空達はモンスターとか食材調達に勤しみちょっとずつレベルを上げていく

私はただの見守り隊でござる（？）

菜月）頑張れ〜

魈）1人だけのんびりと…

菜月）だって無理だモーンちょっとでも強くなったら私が貰えるかもね〜ほら頑張れ頑張れ〜

パイモン）景品が自分って…虚しくならないのかだぞ…

菜月）どっちみち強くならなきゃ行けないからね

ものすごく適当な人間に見えるだろうがこれでも結構色々考えているからな？

それに、ココ最近は急ぎ足で色んな国々を回っているからな…ちょっとした休憩でもある

菜月）にしても暑いなぁ…

パイモン）暑い…

菜月）んね、凄い暑い…日焼けしちゃう……

肌のことを気にすると頭をなにか載せられ上を見るとスカラマシュがふよふよと飛んで私の頭に自分の笠を載せてきた

菜月）え、ちょ…

スカラマシュ）感謝しろよ！ただ日焼けすると痛くなるだけだ！

菜月）え、えぇ…

スカラマシュ）あと大人しくしていろ

菜月）はいはい…笑(不器用だなぁ笑)

食材調達やモンスター退治が終わったあと気づけばすっかり夜になってた

菜月）さむっ…砂漠の夜って寒いなぁ…

パイモン）大丈夫か？

菜月）大丈夫だよ笑

軽く身震いして火の近くによると魈と万葉が私を挟んで来た

菜月）ん…暖か笑

万葉）そうでござるか？

菜月）ちょーあったかーい笑

魈）大丈夫か？

菜月）大丈夫よ！空空、ご飯！

空）寒いし今日はスープ系にするか…

菜月）ヤッター！食べたーいﾌﾘﾌﾘ

ティナリ）ちょ、砂！

菜月）あ、ご、ごめん…飛んじゃった？

ティナリ）大丈夫大丈夫笑

菜月）ごめんね？

ティナリの頬に自分の頬を擦り付けてショボンとした顔を見せるとティナリに頭を優しく撫でられた

菜月）う〜…ごめんね……？

耳をぺしょっとさせると額をコツンと合わせられた

菜月）ん…えへへ

ティナリ）ほら、寒いし火の近くに行って

菜月）はーい♪

またまた2人の間には挟まり暫く待ってると空がスープを作り終わって私達に渡してくれた

菜月）ﾌﾘﾌﾘ…ｺﾞｸｺﾞｸ……

魈）ん…美味いな…

菜月）空の料理は美味しいもんね〜パイモンは幸せ者だね？笑

パイモン）お前もそうだろ！

菜月）んへへ〜♪

空）(俺もう専業主夫になる…)

菜月）あーむｯ♪

パイモン）(上機嫌なんだぞ…)

食後

菜月）ん”〜食べたァ♪

空）今日も今日とて食べたね

菜月）だって美味しいんだモーン♪

ティナリのしっぽを手入れしていると突然しっぽをモフっと触られた

菜月）ひゃぁ！？///

万葉）！？す、済まないでござる！

菜月）つ、付け根は…その……だ、だめ…だから///

後ろを振り向くと万葉が顔を徐々に真っ赤にして直ぐにテントの中に入ってしまった

菜月）寝に行っちゃった…

魈）疲れているんだろ

菜月）そうなのかな〜(その割にはすごい元気だったような気がするけどなぁ…)

まぁ、気になったが別にいいや

疲れて私がいつも冒険で使ってるテントの中に入り着替えてから寝た！

朝

菜月）ん”ぅ〜…

潜っていた頭をひょこっと出して暫くポヤポヤとしているとテントの出入り口を開かれ「菜月〜起きるでござるよ」と万葉特有の話し方で起こされしばらく黙って目を擦ってから「ん”ぁ”〜…い……」と返事をしてから起き上がる

菜月）ん”〜…

万葉）お水でござるよ〜

菜月）んぁーい♪

万葉から水を受け取り水を飲んだ後、テントから抜け出しテントをしまってから朝ごはんを作り始める

万葉）…菜月殿は何の元素でござるか？

菜月）え？なんで？

万葉）いや…基本的に使っているのが風であるだろ？

菜月）あぁ、コレつけんのに火を付けたね

指先に火をポッと出し「私の元素は…まぁ、秘密」と言って火を消し朝ごはんの準備を始める

万葉）…菜月殿菜月殿

菜月）ん〜？

万葉に呼ばれ軽く返事をすると「味見したいでござる」と言われた

菜月）味見？別にいいよ？ちょっと待ってね〜

器を出そうとしたら万葉に頬を掴まれ唇を重ねられた

菜月）ちょ…へｯ…

万葉）言ったでござるよ？【味見がしたい】とな

菜月）わ、私…の、事かよｯ///

顔を背け手の甲で口を隠すと万葉は笑って離れた

菜月）あいつｯ///(将軍でも仲間に引き込もうかな…)

ま、まぁいいのです！私はこんなことで靡くほど心臓弱くないんでね

菜月）で、スープは？

スープ）飲むでござる！

菜月）飲むんかい笑

スープをお椀に入れて木のスプーンを添えて万葉に渡すと嬉しそうのみ始めた

菜月）(今日はみんな遅いなぁ…)

なんて思っていたがちょっとしたら直ぐに全員起きて来た