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2 - #創作のシリアスシーンを描いてみた(死神、少女)

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2023年01月11日

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桃眼の死神が呆れたように口を開く。

「あのね、ぼくが読みたいのは一次創作なの。そんなSNSのような内容なんて誰が読むの?」

「……誰って、わたしのフォロワーたちに決まってるでしょ」

「ふーん。そんな“つまんない投稿”を読むなんて暇人なんだね」

「つまんない……?」

「うん。つまんない。そんな投稿する暇があるならほかのSNSでやってよ」

冷たい視線を向けられ彼女は思わず後ずさりをした。

「小説を投稿する場であって、SNSじゃないんだ」

「……」

「きみ、規約違反をしちゃってるね」

顔出し、部屋の画像……。

「顔出しと部屋の画像を載せたらさ、住所が特定されるんだよ?」

「……」

「前に顔出しと部屋を載せたら、不審者が不法侵入したって事件もあるし」

「……」

「そういえばきみも顔出しをしたせいで、住所がバレて不審者が入ってきちゃったんだっけ?」

死神は嘲笑する。

「なんで知ってるの?」

「知っているよ。だってぼく──」


死神だもん♪


「知らない人間が目の前にいたら怖いよね〜」

「……」

「それがトラウマになって眠れない日々が続いたんでしょ?」

「……」

「きみの自業自得だから同情はしないけど」

「……」

「規約違反をすればそれなりの代償を支払うことになるんだよ? わかる?」

「……」

「都合が悪ければ黙り?」

死神はため息を吐く。

「ルールも守れないそんな悪い子は──」


この世にいらないんだよ

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