テラーノベル
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そこには、「魔法が使える」と書いてあった。魔法を使っている人の人数が書いてあった。「214人」
…まぁ、当たり前だよね。誰がこんな嘘くさいサイト見るんだか…。
…でも、私は少し興味が湧いた。本当なら凄いし、西乃さん達も黙らせられるんじゃないかって。魔法が使えるなら、学校だって嫌じゃなくなるだろうし。
風ノ宮「でも、これほんとに大丈夫なヤツかな…」
お母さんの借金は150万くらいあるし、返せたとしても、私のこれからの生活費は無くなる。
…詐欺だとしてもいいや。この嘘くさいサイトで何か変わるとは思えないし
風ノ宮「条件とか…」
西乃「おーい!あれ、今日はトイレに居ないんだー?」
もう把握されてる…
風ノ宮(早く何とかしないと…)
キーンコーンカーンコーン
西乃「チッ。あいつ最後まで逃げやがった。昼休みはタダじゃおかないからね〜っ!」
予鈴と共に、トイレから出ていく足音がした。
風ノ宮「…私も戻らなきゃ」
先生「では、これからテストを───」
西乃「センセー!私テスト勉強してませぇん!」
先生「そんなこと言われても…勉強してないのが悪いです。では机を 」
西乃「皆ー!問題出して欲しいよねー?」
周りはシーンとしていたが、ここで誰かがはいと言わなければ、ターゲットは変わる。それか私に当たってくる
風ノ宮「は、はい」
しょうがなく返事しといた。西乃さんは多分、時間を潰したいだけなんだろうけど。
西乃「ほーら!風ノ宮がはいって! 」
先生「風ノ宮さん…そ、そうですか。3問だけですからね」
西乃「やったー♪」
適当に気分良くしていれば、私に当たって来ることは無いし、めんどくさい事も避けられる
西乃「じゃあ!先生!風ノ宮に答えてもらおうよ〜」
…嫌な予感しかない
先生「え、ま、まぁそうですね。答えはノートに書いてあると思うので分からなくなったら見てください」
風ノ宮(なんで私…まぁ、ノート見ればいっか)
モブ「あいつバカだわwノートのこと気づいてないよw」
西乃「へぇ…気づいてないんだぁ〜♪」
…ノートがない。まぁいいや、ここの問題多分分かるし。ノート見れば早く終わると思ったんだけどなぁ
コメント
4件
西乃 なんか 凄い 人間 だよ …
おぉ✨️(☆。☆)