思いつきなので街の歴史をつく…教えようと思います
─初代2神
あの世界に地球が出来て1500年が経ったあと、創造神はなにか寂しさを感じた。
そういうわけで生物という概念を作ることにした。
まずは「誕生」。命を作ることの概念を作った。
その間にある種の「呪い」。生物の一生の中で行動や時間の限りをつける。
最後は「崩壊」。人はいずれ死す規定を作った。
神は長寿種にしようと思ったらしいが、創造神は神と人間の距離感の争いを恐れて人間という種と同じ平均寿命にした。
そうして”初代”誕神と破滅神は生まれたが…
呪神であるマレディは作った概念の「呪い」である意味長寿種になってしまった。
─最初に「誕生」した街
初代誕神スペスは、人間達が、野で暮らしので汚れたまま死すのを異様に嫌っていた。
「人間は努力した分、もっと華麗に眠るべきだ。」
「彼らが安眠できる場所を作ることは出来ないだろうか…」
と、スペスは考えたのだ
そうして人間はスペスに従い、努力し、力を費やし…自分らの安眠の場を作った。
ただ、また新たな悩みが出てくる。
「安眠の場だけでは、生きているもの自身の居場所はないのではないか…」
こういった類の悩みを他2人に話をして、初代破滅神のラティスが提案した。
─当時の会話─
「そんなに悩むなら、住む場所でも作ればいいじゃないか。」
「住む場所…?」
「つまりは雨風雷をしのげる建物を作れってことだね。」
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こういうことだ。
100年後。マレディは初めて神の死を目にした。
そして初めて神誕をあの瞳で見た。
自分は呪いのせいで死ぬこと、老いる事が出来ない。マレディは「死」に対して少し憧れを抱いた…。
その話は少し置こう。
そうして20年が経ち、
ナティビークティオ、マレデクティオ、ルエレという町が出来た。
「このナティとルエレの名前は1500年後の未来の神に名付けよう。歴史ある街を祝福するために…」
2代目誕神がそう言った。
そうして歴史は従順に塗り替えられて行った。
少しばかり争いをしては消え、また平和な数年をすごしたり…の繰り返しだ。
そうして1495年。お前たちの知る誕神ナティと破滅神ルエレが統治する時代…。
ナティビークティオでは少し前に事件が起きた。何でも祝福するような人の集まりだと生まれる前聞いていたナティは、自分があの世界に降り立つことを楽しみに思っていた。
だがこの理想とは大違いで、外は静かで…誰かの幸を祝福する人間は居なかった。もちろんナティの事も。
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一方、少し先に生まれていたルエレは真っ暗な少し日々生えた謎の空間に居た。彼は自分がどのような状況に置かれているのか理解しており、ほぼ諦めていた。
自分の複製体を作られる過程で必要なのがルエレ。つまり彼らが望むのは複製体、偽物の方。
創造神によって定められた命は40年間、ずっと暗闇に閉じ込められただけだった。
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その頃、マレディは1500年の人生で最大のやらかしをしている。これはアルファブ本編を見ればわかるだろう…
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歴史はこれで以上。何か知りたいことがあれば言ってくれ。
By創造神より
コメント
1件
通知が来なかった…通知許さない…(?) 今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あら、そうなのね!!! 誕生して呪いを受けて最後に崩壊する… 生命のサイクル的な感じね!!!(?) まぁ…今まで色々あり過ぎたからね… 歴史的にも最近の出来事的にも… 最終的には呪いの神様だけ 永遠に生きる事になったんだけど… やらかしはしたね!!!(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!