「 … 」
『 おはよう 』
「 ん … ? 」
目が覚めた 、 ここはどこだろう。
「 ど … こ ? 」
きょろきょろ と周りを見てみた。
「 何も … 無い ? 」
辺り1面 ほぼ真っ白と言っても過言では無い。
更に奥を見てみると森らしき物も見えたり、
空になにか鳥の様な物が飛んでたりしている。
「 何 これ … 」
目の前に 鳥の羽が生えた女の子が立った。
「 ねぇ 〜ぇ 君だぁれ ? 新入りさん? 」
声を掛けられた 、 新入り?一体なんの事だろう
私は鳥では無いはず 、
一応確認の為に自分の背中を見てみる。
真っ白な翼 傷1つもない
「 新入り って …? 」
「 ぇ 〜っとねぇ… 君は新しい天使って事! 」
「 ? 」
天使 … ? どういう事だろう
「 まぁ まぁ ! 気にせずに過ごそ〜よ! 」
「 僕がここのルールを教えるからさ! 」
「 う、うん わかった 」
この鳥の翼 … ではなく天使 ?の子からここのルールを教えてもらうことにした、
「 偶に人間さんが 僕達の血を取りに来るんだ~ 」
「 なんで ? 」
私は思わず答えた。
「 さぁ? なんでだろうね 皆欲しがるんだ
僕達の血とか、聖水を 」
「 へぇ … そうなんだ 」
「 あ、そろそろ時間だ 行こっ! 」
彼女は私の手を引いて下へと飛んで向かった。
「 まだ 私飛べないよう! 」
「 大丈夫 、大丈夫だから! 」
「 僕がサポートするよ! 」
にこ 、 と 彼女は笑みを浮かた。
まるで天使の様な笑顔だ。
とうとう 下が見えて来る頃だ。
「 あれ何? お城みたい 」
「 あれは協会って言うんだ 」
「 そこに人間さんがいるんだよ 」
「 そうなんだ、 」
「 よし、着いたよ 」
「 へ〜 !ここが協会か 」
がたがた と遠くから聞こえてくる足音が近くになってくる。
「 な、なんか怖いよう 」
「 大丈夫だよ 怖くなんかないよ 」
人間達が私達の血を貰いに来たようだ。
「 今日も来ましたよ、 ほら取って取って、 」
彼女は手馴れた感じで人間に血を渡している
次は私の番か、
「 痛ッ … 」
5分後 無事血は人間達に渡されたようだ。
「 よし、帰ろっか 」
「 うん 」
手を繋ぎ 彼女に操縦を任せ 天界へと戻る。
「 どう? 少し痛かった? 」
「 うん . 少しね 」
「 そっか 初めてにしては上手だったよ 」
「 ありがと、 」
「 … これって 毎日あるの? 」
「 いや? 1週間に1・2回ぐらいかな 」
「 そうなんだ 」
「 毎日やったらみんな倒れちゃうよ 」
「 そうだよね いくら天使でも限界はあるよね 」
「 あ、あと伝え忘れてたけど 」
「 なあに? 」
『 悪魔には関わらないでね 』
「 、 」
悪魔 … ?
「 なんで? 」
「 悪魔は僕達の敵らしいからね 」
「 神様が言ってたよ 」
「 へぇ 」
「 もし関わったらどうなるの? 」
「 わかんない 」
「 そっか… 」
とりあえず関わらなければいいのかな、
「 昔に悪魔達が僕達がいる天界に攻め込んで来てね、 戦争になったんだ 」
「 そうなんだ 」
「 続きを言ったら長くなるしここでやめるよ 」
「 というか聞き忘れてたけど名前は? 」
「 名前 ? 」
名前… わかんないや 元からなかったし。
「 ない… 」
「 無いかぁ… じゃあつけたげる! 」
「 これから 永遠に関わり続けるはずだから… 」
…
「 永遠 … と …わ … あ! トワだ! 」
「 トワ … ? 」
「 そう!トワ! 今日からトワね! 」
「 …うん! 」
名前が決まった、嬉しいな 。
「 … じゃあ君の名前は…? 」
「 僕の名前〜 ? 僕の名前は天音かなた! 」
「 …かなた … うん よろしくね 」
「 うん! よろしく! 」
かなたが私の手を掴む。
「 パートナーとして … よろしく ね? 」
「 うん … ! 」
私… いや トワは手を握り返した。
コメント
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ええなー
イマイチになったなぁ、