テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
汐月しづ
16,902
ちずもち🩵💚@フォロバする
1,052
喋るケーキ
108
ここから第二章入る!
新幹線がゆっくりと駅に滑り込む。
「着いた!」
あっきぃが真っ先に立ち上がった。
「まだドア開いてないにょ。」
ちぐが冷静にツッコむ。
「あ。」
あっきぃは何事もなかったように座り直した。
「恥ずかし。」
まぜちが笑う。
しばらくしてドアが開く。
ぼくたちは荷物を持ってホームへ降りた。
駅を出て数分。
坂道を上った先で。
「あ……。」
思わず足を止める。
目の前に広がっていたのは、
どこまでも続く青い海だった。
キラキラと光る水面。
白い波。
どこまでも高い夏空。
潮風が頬をなでていく。
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
予想通り、一番最初に叫んだのはあっきぃだった。
「海やぁぁぁぁぁ!!!」
「テンション高すぎやろ。」
ぷりちゃんが笑う。
「でも綺麗だな。」
あっちゃんが海を見つめながら呟く。
「写真撮ろ!」
ぼくがスマホを取り出すと、
「賛成!」
「撮るにょ!」
「早く行こうぜ!」
みんなの声が重なった。
夏の匂いがする。
波の音が聞こえる。
ようやく始まるんだ。
ぼくたちの、
忘れられないひと夏の物語が。
コメント
4件
ww 続き楽しみにしてるにゃん!
あっきぃの「海やぁぁぁぁぁ!!!」がもう目に浮かぶようで思わず笑顔になりました😂 ちぐの冷静なツッコミとの対比が絶妙です。そして「どこまでも続く青い海」の描写がとても綺麗で、潮風や波の音まで感じられるようでした。これから始まる夏の物語、すごく楽しみです🌊✨