今回も文化祭編です。
最近閲覧数少なくて悲しいので良ければ宣伝してください😭
やってくれる方は専タグもつけて頂けると大変喜びます。
📢
🍍
ご本人様には関係ありません
sxxn 紫赤 微緑黄
地雷の方はお引き取りください
緑くんだけ出せてないので無理にでも入れます。
一応学年確認。
🍍👑…高校1年生
📢🦈…高校2年生
🍵…高校3年生
🌸…高校のOBで生徒指導の先生
俺となつ、2人ともシフトの時間が終わったので校内を回っていくことにした。
🍍「あ、射的あるってよー」
🍍「サイダーも飲みたくない?」
📢「そうだな…」
パンフレットを片手に持ち、空いている腕は俺の腕に絡める。
なつがよくやるこのスタイル。
手を繋ぐよりも恥ずかしくなくているまのそばにいられるから、らしい。
理由としてはものすごく可愛いのだが俺の理性が大丈夫そうじゃない。
ふわりと香る甘い匂い、軽く当たる豊満な胸。
目の前にあるご馳走をお預けさせられてる気分だ。
🍍「いるまどこ行きたい?」
パンフレットと一緒に持っているステッキを左右に振りながら聞いてくる。
📢「あー…3年の先輩に挨拶しないといけないし、」
📢「3年生の校舎どう?」
そう言うと少し不安そうな顔をするなつ。
🍍「3年生……?」
🍍「アタシ、絶対いるまから離れないし喋らないけど、それでもいい?」
そういう事か、なつは男の先輩にセクハラされてからずっと怖がってるし。
📢「いいよ、俺と一緒にいてくれたら」
空いている手でなつの頭に手を置くと、嬉しそうに擦り寄ってくる。
猫みてぇだな、ツンデレなとこも。
📢「……なつと会話して惚れられても困るし……」
🍍「へ?」
🍍「いるまなんか言った?」
ぼそっと呟いた情けない様な本音は彼女には聞こえていないようだった。
📢「なんでもない、なつが可愛すぎて困るな、って」
🍍「っほ、褒めてもなんも無いからっ!///」
📢「すっちーせんぱーい」
なつを連れて3年の校舎まで行き、A組と書かれている教室のドアから中の様子を伺う。
だいぶデカめの声で名前を呼んだからか、クラス全員の視線がこちらに向く。
🍍「……いるま」
きゅっと俺の服の袖を掴んで後ろに隠れるなつ。
🍵「あぁ〜、いるまちゃん」
間延びた声を上げながら教室の奥の方から出てくる男子生徒。
緑髪のストレートマッシュに黒メッシュ。スラリとした顔立ちになつとは色味の違う紅眼。
まさにイケメン。
📢「すっちー、」
🍵「来てくれてありがとう」
🍵「3年の校舎まで遠かったでしょ」
労いの言葉をかけてくるすっちーこと翠川すち。
俺の部活の先輩で中学からの知り合い。
🍵「いるまちゃん、そこの子は……」
少しはみ出して見えていたのか俺の後ろの方を指さすすっちー。
📢「あぁ、なつ?」
🍍「…なに」
小さな声が返ってくる。
📢「自己紹介してくれるか?」
📢「すっちーは怖くないから」
🍍「…1年の…暇井、なつみです…」
俺の後ろから出てくることなくぽそりと名前を言うなつ。
やっぱり連れてこない方がなつに負担をかけなかったかなと考えていたら
🍍「いるまの彼女です」
と、少しだけ顔を覗かせた。
突然のことに顔が熱を持ち始める。
『彼女』何度も聞いているし言ったことのある言葉なのに、なつから発せられるということだけでなんだか照れくさい。
というかすっちーの前で言われるなんて思っていなかったから恥ずかしい。
🍵「いるまちゃんの彼女さんなんだね〜」
🍵「みことちゃんからよく話聞いてるよ〜」
優しく微笑みながらなつと目線を合わせるすっちー。
🍍「みことの知り合いなんですか…?」
みこと、というのは確かなつが仲良くしてる1年で……
🍵「俺の彼女なんだぁ〜」
🍵「みことちゃん、お友達少ないけど暇ちゃんが仲良くしてくれて嬉しい〜って」
そういえば、すっちーとみこと(?)が手繋いで帰ってんの見たことあんな。
なつは親友に大切に思われていることが分かって嬉しいのか、目をきらきらさせている。
🍍「そーなんだ…んふ、うれし」
可愛いすぎるから外でその顔しないでくれ。俺の敵が増える。
📢「じゃっ、挨拶しに来ただけだから」
📢「そろそろ行くわ」
親友の話題が出たことで前のめりになっていたなつの腰を引き寄せる。
🍵「うん、また遊びに来てねぇ〜」
何もせずに帰る宣言をしたのににこやかに手を振ってくれるすっちー。
📢「おう、またな〜」
3年の校舎に連れ出したのは俺だけど、すっちーには彼女がいることもわかってるけど、
あんな甘い笑顔見せるとか……
嫉妬するよなぁ
🍍「いるまぁ?」
3年の校舎を抜けたあと、いつかの空き教室に連れてこられた。
🍍「もうすぐ後夜祭はじまる…」
📢「なつ」
いつになく真剣なトーンで話しかけられる。
🍍「何……?」
📢「俺の事すき?」
今更何言ってんだろ。
アタシはいるまだから好きなのに。
🍍「好き」
普段あまり言えない本音を素直に伝えると少し表情が緩むいるま。
🍍「どした?なんかあった?」
📢「今日…なつが色んな人にそんな可愛いカッコ見せてて、」
📢「なんて言うか…嫉妬して……」
照れながら小さくなるようにして話すいるまに
🍍「……ッ、あははっ!」
思わず笑いがこぼれた。
📢「なっ……!//」
嫉妬して不安になって好きかどうか聞いてくるとか、
🍍「はーっ、いるまかわいい」
窓際のカーテンと壁を背もたれにいるまと向き合って話す。
🍍「アタシの可愛いとこ見られたくなかったんだ」
🍍「写真撮る時、おねーさんとぎゅーってしちゃったのにも嫉妬した?」
悪魔のコスプレでずっと持っているステッキを軽く振ってみる。
全身黒衣装で怖い見た目なのに
📢「…するだろ、俺だってなつと……」
可愛い嫉妬心全開のいるま。
🍍「んふ、ぎゅーしたいの?」
🍍「いーよっ、おいで…?」
拗ねてこっちに来ないかなと思いつつ両手を彼の方に伸ばすと
素直に抱きついてくるいるま。
🍍「ちっちゃい子みたいだねぇ、いるまくん…笑」
11月の冷たい夜風に触れたみたいに少し冷たい体を抱きしめる。
📢「おい、」
アタシの肩にのっけていた顔をぱっとあげる。
🍍「アタシはそういうとこも好きだよー?」
🍍「しゅんってなっててかわい」
📢「あっそ」
そっと首元に近づいたかと思えば…
🍍「へぇ”っ!?」
鎖骨の辺りに強く吸い付いてくる。
微かな痛みはきっといるまが噛んだからだ。
🍍「ちょっといるま!まだ学校…//」
アタシが抱きしめていたはずなのにいつの間にか抱きしめられていて逃げられない。
肩を押してみるけど体格差もあってびくともしなかった。
📢「俺のこと可愛くて可愛くて仕方ないんだろ?」
首から離れ、アタシの顔の目の前で微笑むいるま。
端正な顔立ちが近づいてきて、甘いリップ音がなる。
📢「ちっちゃい子の俺の事、可愛がってくれよ」
にひ、と顔を歪めたいるまに心臓が跳ねる。
アタシ、こんなかっこいい人と付き合ってるんだ。
さっきの甘い味は噛み付くようなキスで上書きされた。
コメント
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1コメ…? やばい、尊すぎて叫んじゃった… ていうか、🎼❤ちゃん可愛すぎる✨✨✨ 🎼💜くんも大胆すぎるorイケメンすぎるし✨ ガチめにその教室のカーテンになりたい人生だった… 今日も尊いをありがとう!✨