テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「……寝室まで、我慢できる?」
美紀のその問いかけに、誠司は答える代わりに彼女をソファへと押し倒した。背もたれに沈み込む柔らかい感触と、その上に重なる最愛の人の重み。誠司の瞳には、もはや理性などひとかけらも残っていない。
「……無理だ。一秒も、離れたくない」
誠司は美紀のパジャマの裾を乱暴に捲り上げた。妄想の中では何度も脱がせてきたはずの衣類が、今は現実の重みを持って指先にまとわりつく。しかし、誠司の指が美紀の太ももに触れた瞬間、彼は異変に気づき、動きを止めた。
指先に触れたのは、滑らかな肌の質感だけではない。
そこには、あるはずの「布」の感触がなく、代わりに熱を帯びた、密やかな**「湿り気」**が直接指先に絡みついたのだ。
「……えっ? 美紀、君……下着、履いてないのか……?」
誠司が驚愕して顔を上げると、美紀は顔を真っ赤に染め、視線を泳がせながら、小さな声で白状した。
「……だって、誠司さんがずっと……変な目でお風呂上がりの私を見てたから。……どうせ、こうなるかなって……思って……」
その言葉は、誠司にとって最強の毒薬だった。
自分を隠し撮りしていた夫の、その情熱的な(変態的な)視線を、彼女は拒絶するどころか、すべて受け入れた上で準備を整えていたのだ。
誠司は、美紀のパジャマの下半身に手を潜り込ませ、その「確信」を指先でなぞった。
下着を介さない生身の熱。指が沈み込むたび、美紀の秘部から溢れた愛液が糸を引き、誠司の肌を濡らしていく。
「あ……っ、誠司さん、そんなに、じっくり……見ないで……っ」
「……見ないなんて無理だ。美紀、君は……なんて、なんて淫らで可愛いんだ」
誠司は跪くようにして、ソファーの上で無防備に開かれた「そこ」へ顔を寄せた。
画面越しには決して届かなかった、芳醇な女の香りと、熟れた果実のような熱い匂い。誠司は我慢できず、その溢れ出す蜜を直接舌で掬い取った。
「ひゃあ……っ!? だめ、そこ、直接は、っ……誠司さん……!」
美紀がソファーのクッションを強く掴み、背中を大きく反らせる。
誠司の執拗な舌使いと、愛妻家ゆえの「執着」が、美紀の身体を甘く、容赦なく責め立てていく。
「美紀の全部が欲しい。……スマホの中の君じゃなくて、今ここで、こんなに濡れて俺を待ってる君を……全部、俺の中に書き込みたいんだ」
誠司の熱い欲望が、美紀の準備されていた「受け皿」へとゆっくりと、けれど力強く沈み込んでいく。
リビングの薄暗い照明の下、ソファーが軋む音と、二人の重なり合う湿った水音だけが、深夜の静寂を支配していった。
【事後の余韻】
夜が深まっても、二人はソファーから動こうとしなかった。
絡み合ったままの脚、汗で貼り付いた肌。誠司は美紀の耳元で「明日は有給を取るよ。一日中、こうしていよう」と、さらに重すぎる愛を囁き続けるのだった。
コメント
1件
美紀が誠司の視線を受け止めて、あえて準備してたなんて…! すごい信頼と愛情だし、誠司が「画面越しじゃない君が欲しい」って言ったところが一番グッときた😭💕 リビングの薄暗さとかソファの軋む音も雰囲気出ててエモすぎるよ… 余韻まで重ねる愛、最高です!