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『1レースがシャルロット』

『2レースがエイベル』

『3レースがエディ』

『4レースがアビー』

『さぁ!ワイバーンレースの開始です!!!』








『黒いワイバーンに乗ったシャルロット!一番に飛び出しました!』






始まった途端瞬間移動でもしたのかと思うほどに突然景色が変わり他の3人とは比べ物にならない程のスピードで飛び始めた。




シャル「うわあああああああああ!!」

シャル「速度!おとして!」


シャルロットの言葉は黒のワイバーンに届きピタリとその場で羽だけを動かし止まった。



シャル「もっとゆっくりでお願いっ!出来る?」

『!!』


黒のワイバーンはコクリと頷き羽を動かし前に進み出した。後ろを見ると3人の姿が少し見えてきていた。


シャル「黒のワイバーンって呼ぶのはなぁ……なぁ、クロって呼んでいいか?」


(言葉分かってるみたいだけど、伝わるかな


クロ『! くるるっ♪』

シャル「ありがとう、よし!勝つぞクロ!」


嬉しそうに器用に足をバタバタと動かし返事を返したクロはすぐにキリッとした顔に戻りスピードをあげた。










数分後には後ろから3人が追いついてきて妨害魔法が飛んできた、クロは前しか見ていないのに後ろから飛んでくる魔法を避けている。


シャル「クロ、防御魔法使うからそのまま真っ直ぐ飛んでくれ」



このままではクロがバテてしまうと思いすぐにクロを薄い水で纏う。クロはお願いした通り真っ直ぐに飛び続けゴールである会場が見えてきた。





______________


他の代表者の3人はシャルロットを落とすことを諦め3人で戦っていた。


シャル「クロ、大丈夫そのまま飛んで」


クロの背中を擦り声を掛ける。息切れしていたクロは少しスピードを落とし鳴き声をあげた





________________

『メルーデル学園代表者、シャルロットが1着です!』

『レイート学園代表者、エイベルが2着!ヴェルダン学園代表者、アビーが3着!ルーム学園代表者、エディが4着という結果になりました!』

『20分後に2試合目が開始致します!』






シャル「お疲れ様クロ」

クロ『♪♪』

ルカ「お疲れ様、シャル!」


ギュッと後ろからルカが抱きつき顔を擦り付けて来た。クロは一瞬ビクリと驚き後ろに下がろうとしたがシャルロットから離れたくないのか頭を低くしながらシャルロットに頭だけを近づけている。


シャル「クロ、ルカは怖くないよ大丈夫」

クロ『…ぐぅ?』



本当?って言ってるようなクロにクスリと笑った


シャル「うん、本当。」

ルカ「レース頑張ってくれてありがとうねクロちゃん」


ルカが離れクロに近づき頭を撫でた、クロは優しい人と認識したのか手に擦り寄り軽く鳴いた。



シャル「ルカ、クロの事引き取りたいんだけど、勝手にしたら怒られるかな」

ルカ「クロちゃんを引き取るのは賛成、怒られる時は一緒に怒られてあげるよ」

シャル「ありがとうルカ…これからよろしくなクロ」

クロ『♪』




______________


ゼナ「いけシャル様!ルカ!この調子で2連続優勝だ!」

ユーリ「3試合の中でパフォーマンスやら魔法の強さやらでポイントが増えるからな、シャルロット達なら余裕だな」

ロイ「2人の属性は本当にすごいからね…あれ今日はリル、ルカ君の肩に乗るんだね」



リルは顔を傾けながらルカとシャルロットの足元を行き来していたが、すぐにルカの肩に乗ってすりすりとルカの頬にリルの顔を擦り付けていた。


シャル「そうみたい、そろそろ行ってくる」

ルカ「いってきまーす!」



______________

『2回戦目は森林で戦ってもらい、最後に残ったいたチームにポイントが入ります!』


『リスポーン座標はランダム!無事に仲間に合流して勝ち残ってください!』








_______________


(ルカとは…結構近いなこのまま合流しよう。



リスポーン場所は木に囲まれた草だらけの森、途中小物の魔獣が出てきたりもしたが倒さずに撒いた、倒して魔力を消費する訳には行かない、その為倒さなくても撒ける魔獣は一通りに避けルカのいる場所まで向かった。





『仲間の位置は仲間同士で確認できるようになっています…おっと!』

『デニスとエイベルが仲間と合流する前に対面した!』











遠い森の方からドカンっと爆音をたて爆発が起こった

戦闘が始まった、そう思いながら爆音で足音が消されているうちにルカの元へ走った。




シャル「見つけた…ルカ!」

ルカ「あっ、シャル!」

ルカ「無事でよかった」




ルカと無事合流し、とりあえず開けた場所を探すことにした。





_____________


少し歩き開けた場所に出るとヴェルダン学園の生徒と対面した。




ガサッ



アビー「…2体2か、合流してなかったら良かったのに」

アビー「メルーデル学園の代表者、でしょ?」

シャル「そうです」

ミリーナ「私達はヴェルダン学園のミリーナとこちらがアビーです」

シャル「俺はシャルロット、こっちがルカ」



アビー「律儀に自己紹介する意味ある?」

アビー「どうせ闘うんだからめんどくさいことはしなくていいでしょ…」

ミリーナ「挨拶は大事だよっアビーちゃん!」

アビー「早く終わらせて寝たい、もう始めていい?」

ルカ「早く終わらたいのは分かるからね、いいよ始めよう」





ルカが口を閉じ、数秒間の沈黙で静かになった__次の瞬間にはアビーが動きだしシャルロットに攻撃を仕掛けた。




アビー「さっさと燃えて」



アビーはシャルロットに火属性をぶつけ、爆発させた。



ルカ「シャル!」


アビー「これで1人…」



_____________

2章6話 エンド 17


なんでルカがワイバーンに逃げられるのかは第3試合に分かります😉


最初は戦いにリルを混ぜようと思いましたが普通に考えて強すぎるので会場で待機です

頼まれたので悪役令息を辞めます。2章

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