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一条は朝早く朝食の用意をしてくれた

無二は守若の所で手伝いをしに行った

「一階は終わったから2階の掃除しにいって」

守若に言われ、無二は2階の床を拭き掃除していると

「助けて」と声がした

小湊さんの声?

無二はドアを開けると牢の中に小湊が座っていた

足の裏をケガしていた

足だけ牢の外に出てロープにくくりつけられている

「小湊さん、大丈夫!?」

「棍棒で殴られたんだ」

「無二、見つけちゃったんだ」

守若が背後に来ていた

「守若さん、この人帰してあげてください。悪いことしないです」

「無二と一条の血を吸ったんだろ、悪いことした奴はこうだー!」

守若が檻のそばに立て掛けていた棍棒で小湊の足をうちつける

「ぎゃああああ!」小湊が悲鳴をあげる

「やめて!」

守若を後ろからつかまえる無二

「邪魔するな、これでも飲んでろ」

守若はびんを取り出して無二をつかまえて無理やり飲ませた

「イッキ、イッキー」

無二は足に力が入らないのか座り込んでしまう

「無二に何飲ませたの!」小湊

「媚薬だよ。無二、どんな反応するんだろ」

守若はひざの上に無二を座らせた。そして腕をさする

「やめ…///」

無二の声は男たちにはあえぎ声にきこえた

「かわいい」

守若が無二の服の中に手を入れる

「うぉ、何やってんだ!」

一条が守若のひざの上にいた無二を引っ張った

「あれ、いい場面邪魔されちゃった。こんないい時に来るなんてずっとスタンバイしてただろ」

「小湊の悲鳴がしたから来たんだよ、馬鹿野郎。お前は酒飲んでろ」

「ゴポポポ」

守若は一条に一気飲みさせられた。酔ったように倒れる守若

一条は小湊の牢屋の鍵を開けた

「この村でまた捕まりたくないなら逃げろ」

「ありがとね、一条くん。でも無二に手を出さないでね」

小湊は去っていった

「行くぞ無二」

一条は無二を抱っこした

無二は顔が赤く荒い息をしていた

一条は無二の家は遠かったので急いで一条の家で休ませることにした

「よし、ついたぞ」

「一条さん///」

「なんだ?」

うるんだ瞳で上目遣いで見る無二

「さわって///」

一条の腕をさすってくる無二

一条(エロすぎる…)

「自分でさわってろ」

無二を一条のベッドに放り込んだ

「ああ…」

無二のあえぎ声に似たため息

一条は部屋を出てドアをしめるとその場に座り込んだ


無二は一条のベッドで一条のにおいをかいで、体が余計にうずく。

大分時間が経ち

「もういいか?」

一条が入ってきた

その時、無二は夢中で体をまさぐっていた

「あっ!///」

「っ!!//」

「ごめんなさい、こんな気持ち悪いところ見せて。嫌われましたよね//」

「いや//媚薬のせいだろ。媚薬の効果、まだ切れてないんだな」

「はい///」

「効果が切れたらリビングに来てくれ」

一条は出ていった


無二は一条の態度が無二のことを好きといってるように思えた。媚薬のせいで

それでふらふらの状態で階下におりた

ソファーに一条は座っていたが無二が来たのに気づくと

「もう大丈夫なのか」

と立ち上がった

無二はしどけない姿をしてまだ顔が赤かった

「い、一条さん」

「無二…」

無二は一条に抱きついていた

一条の胸に何度も顔をこすりつける無二

「そんなに誘惑するなよ」

一条は軽く息を乱して男の吐息をもらした

「寝とけ」

一条は無二の顔を自分のひざの上にのせた。

そして無二の頭を撫でた


無二は気がつくとソファーで一人横になっていた

無二は昨日のことを思い出し赤面する

「やっと起きたのか」

「一条さん」

一条は無二の顔をのぞきこむ

「まだ赤いな。まだなおってないのか」

「ごめんなさい、あんなことして」

「あんなことって?」

一条はいたずらっぽく微笑した。知ってるくせに

「抱きついてしまって…」

「無二の甘えるところ、初めて見た。かわいかった」

「…かわいいなんて…」

「何そのうれしそうな顔。俺に言われたから?」

「….///」

「無二は笑った顔が一番だな。もう媚薬飲まされんようにしろよ」

無二は頭をポンポンと叩かれた

一条に抱かれるまで

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