テラーノベル
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「あのぉ〜?結人さ〜ん?どいてくれませんか〜?」
萌々香が笑う。
「嫌だもん!ももちゃんの膝が気持ちいんだもん…。」
結人がお得意の上目遣いで攻撃する。
「ん〜〜!」
萌々香が顔を赤らめながら、天井を見上げる。
(もぉ〜!結人、絶対私がこれに弱いって分かってるでしょ〜!)
萌々香が心の中で囁く。
「ももちゃん〜。頭なでなでして?」
結人が萌々香のお腹に顔を擦りつける。
「結人…。またそう言って〜。結人、そのまま寝落ちしちゃうから駄目だよ〜?」
萌々香が意地悪をしようとする。
「むぅ〜!ももちゃんの意地悪っ!」
結人が頬を膨らませる。
(我慢…。我慢だ私…………。)
萌々香が、心の中で欲望と理性が戦っている。
結人のうるうるした目を見て……。
「分かった…。分かったから、寝ないでね??」
結人がうるうるした目で上目遣いをしていた。
「やったぁ〜!ももちゃんだぁ〜いすき!」
結人が萌々香の膝に抱きつく。
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